こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は約3年前に、過労と上司のパワハラで半年間休職したことがある事務職の人間です。
メンタルをやられて耐えられなくなると病院を受診しますよね。
そういう心の病の自覚があるから病院にかかるのであって、病気だという自覚が無い人は病院にかかろうとしません。
僕は4月から人事異動で新しい職場に勤務していますが、そこに病的にメンタルが不安定な人がいます。
人にはきつく当たるのに、被害妄想がひどい。
根本的な問題として、彼女に仕事を教えても覚えられない、途中で止めてしまうので任せられないということがあります。
彼女は50代半ばで、昔からそうだったというのは知っていたのですが、ここ数日事態が急展開しました。
今まで我が儘を受け流していた年下係長が彼女にガチギレ。
さらに課長も成績評価で不適格を通知しました。
彼女は相当凹んでいました。
僕は精神科にかかって半年間休職した経験があるので、彼女に受診を進めたところ「自分はどこも悪くないから精神科にはかからない。上司が悪い」と言います。
彼女は人格障害を抱えているのではないか?
アットジーピーというサイトで、パーソナリティ障害について解説されています。
これによれば、彼女は「境界性パーソナリティ障害」ではないかと思われます。
▶感情の波が激しく、自分で自分の感情を制御することが困難
▶「見捨てられ不安」という、自分は相手に見捨てられるのではないかという大きな不安がある
▶人間関係が不安定になったり、問題行動を引き起こしてしまったりする傾向がある
まさにこのとおりなんですよ。
仕事に専念してもらえば良いのですが、彼女は仕事もできないので、同僚から疎外されています。
でも彼女は病院にかからないと言うし、薬も飲まない、治療も必要ないと思ってるから困ったものです。
困ったものと言えば、かつてのパワハラ糞上司も困ったものです。
パワハラ上司、クラッシャー上司というのは、自分に病識がないから、病院にかかりませんよね。
未だかつて、パワハラ上司が病んで精神科を受診したという話を聞いたことがありません。
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上のアットジーピーによれば、僕の上司だった男は、「猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害」「境界性パーソナリティ障害」「自己愛性パーソナリティ障害」「強迫性パーソナリティ障害」の複合型。
これらの障害の特徴を全て兼ね備えていました。
まさにパーソナリティ障害のデパートと呼ぶにふさわしい。
ヤツにも当然病識がありませんでした。
こんなヤツが上司で僕も生真面目な性格だったから、絶対的主従関係のなかで、僕のほうが病んで休職するしかなかったんです。
猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害
▶他者に対する不信感や猜疑心が以上に高くなる
▶周囲の人を信用することが出来ずに、自分は利用されているのではないかといった考えや、自分をだまそうとしているのではないかといった考えに支配される
▶周囲の人から悪意や敵意を向けられているという考えにとらわれてしまう
自己愛性パーソナリティ障害
▶「自分は特別な人間だ」と強く思い、非常に野心的であるため、自分以外の人間を劣った存在として扱ってしまう
▶周囲の人々への共感性も非常に低くなりがち
▶周囲からの高い評価や賞賛を強く求める傾向
▶強い劣等感があるため、挫折に非常に弱い
強迫性パーソナリティ障害
▶自分の中に独自のルールを持ち、それに沿って物事に完璧を求める
自分が持つ独自ルールに合理性が無くても、そのルールを守ることに強いこだわりを持っています。▶他人に対しても厳しい態度をとるため、良好な人間関係を築くことが難しい
(アットジーピー)
上司のパワハラ的な言動に日夜苦しめられている人がなんと多いことか。
Twitter見ていると痛感します。
しかし、彼らパワハラ上司、クラッシャー上司の病理的な側面について、メディアで取り上げられることがあまりにも少ない。
ほとんど無いと言っていい。
なぜなら、繰り返しになりますが、彼らは自分に病識がないから、病院にかからないんです。
全国的にも恐らくほとんど診断歴が無いんですよ。
医学的に研究対象となるデータが無いんです。
あまりメディアで言われていませんが、彼らはきっとパーソナリティ障害に違いない。
専門家の方々、研究者の方々には、是非この問題に切り込んでいただきたいと思います。
本日の記事は以上です。