仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「好きなこと」と「嫌いなこと」を考えてみる

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

昨年から、過労と上司のパワハラにより休職しています。

 

休職中のまま2020年に突入しました。

職場の取り扱いに基づくと、厳密に言えば病気休暇なのですが、自分のなかでは休職という用語がしっくりくるのでそういうことにしています。 

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には、上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。 

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出していますので、似たような境遇の方は読んでみてください。

 

40代半ばのオッサンが休職して自分と向き合うことで、仕事や家庭に忙殺されて失われた20年の自分の時間を取り戻したいと模索しています。

 

今回初めて仕事に行けなくなるほど仕事が嫌になりました。

 

過去10年間を振り返って、朝出勤できなくなるほど仕事が嫌になったことはありませんでした。

 

仕事で「次はこれをやろう」「これを解決しよう」というふうに自分のコントロール下に置くことが出来れば、少なくとも仕事に行けなくなるということはないと思います。

 

本業であるサラリーマンの仕事や家業のことに加えて、妻や子供や家庭のこと。

これらが自分の手のうちからオーバーフローして、遂にコントロール不能になりました。

 

この年になって「自分が好きなことは何か?」「嫌いなことは何か?」を改めて考え直すようになりました。

 

「ワクワクすることって何?」というと、この年になって気恥ずかしい感じですが、40代半ばは人生の折り返し地点、そういう年になったということでしょうか。

 

自分の人生が目指すものと会社が目指すもの。

自分が働く目的と会社の目的が一致しなくなると、とても苦しい。

 

こういった問題について考えさせてくれるのが、岩元貴久さんの『仕事が嫌になった人へ』という本です。

 

親の教育の影響もあると思いますが、「嫌なことも進んでやるのが、大人になるということだ」という考えを、幼いころから無意識のうちに持っていたように思います。

 

あまり意識していなかったのですが、今思えばこの考え方の影響がとても大きく、常に重荷になっていたと思います。

 

思えば社会人になって結婚するまで、テレビゲームに夢中になったこと以外で、「何か行動すること」「何かを達成すること」に「ワクワクする」という感覚を持ったことが記憶にありません。

 

20代、30代から今まで仕事などに追われて、好きでも嫌いでもないことを無意識にこなしてきたんですが、「好きなことがわからない」。

 

「好きなことを追及して生きていくって何?」

オッサンになって、休職して自分一人になって、初めて考えるようになりました。

 

好きなことが見つかっても、マンネリになればすぐ苦痛になってしまいます。

なので、マンネリになる前に違う新しいことに着手する。

好きなことを習慣化した後は、それを「どうしたらワクワクするか」やり方や視点を変えてやってみる、ということが必要なんだと思います。 

 

「嫌いなこと」を「好きなこと」に変えることはできるのでしょうか?

 

副業アカデミー代表の小林昌裕さんが著書『サラリーマン副業2.0』のなかで「自分のためになる嫌なことを、3回に1回はやってみる」と書いていますが、そういう意識が必要と思います。

 

「何か行動すること、何かを達成することに、ワクワクしながら生きていく」

こういう生き方を生きていくのにも、試行錯誤して、経験や知識を積んでいくスキル、テクニックが必要だったんですね。

 

ホリエモンが著書『考えたら負け』のなかで、「やりたくないことをやめることで、人生を動かす」「他人の時間を生きてはならないし、他人のためにも生きてはならない」と書いています。

 

オッサンになってつまずいて気付きました。

 

「やりたくないことをやめることで、人生を動かす」

「他人の時間を生きてはならないし、他人のためにも生きてはならない」

 

今までこういうことを真剣に考えたことは無かったなあとしみじみ思います。

 

本日の記事は以上です。