仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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多読するためのモチベーションを下支えしてくれる本『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』千田琢哉 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

本業のサラリーマンに復職しました。

 

過労と上司のパワハラにより仕事が回らなくなって挫折して休職。

その休職生活の中で、猛烈に本を読んでいこうと決めました。

 

そして「ライフワークとして娯楽とアウトプットを兼ねた知的生産活動に取り組むことが、中年オッサンとしての使命である」と今後の目標を定めました。

 

読んだ本のレビューを2020.2月に初投稿して現在50記事程度。

ブクログ」というアプリで蔵書管理していますが、蔵書自体は100冊超えました。

とにかく物凄い量多読してみようと思っています。

週2~3冊くらいを目標にします。

 

20代、30代のころは娯楽としてのインプットで良いと思います。

しかし40代になってからは稚拙でもいい、アウトプットを行うことが中年オッサンの使命ではないかと思いました。

 

それで、本を読む、映画を見る、戦史研究する、それがそのまま人生を豊かにする娯楽であると同時に、これらをブログに書き記す。

書くことが新たな価値を生み出す。

 

アウトプットを蓄積したり組み合わせたりして「Kindle出版」に繋げる。

自分の仕事場を自宅に確保し、若いころから漠然とやりたかった知的生産活動に取り組む。

短期、中期的にはブログやKindle出版での収益は見込まない。

書いて書きまくる文筆業に徹してシナジーを期待する。

 

副業活動では、読んだり観たり食べたり外出したり作業したりしますが、ほとんどが「書くこと」に収斂していきます。

書く技術の向上を通じて、読む技術、観る技術、食べる技術を向上させる好循環を生み出します。

 

投資も「投資先を読む技術」が必要です。

PDCAを回していくことで、ブログにアウトプットする時間の短縮と、情報の質の向上の両方を目指します。

 

僕が副業活動として「書評」を掲げて、多読習慣を確立する理由は以上の通りです。

 

今の「多読」は1つのテーマに絞っているわけではありませんが、冒頭に書いたように、読みまくって書きまくる訓練をすることで、○○という分野や△△という分野を掛け合わせた専門家になるイメージです。

 

このように、本をたくさん読んでいくためのモチベーションを下支えしてくれる本、本を読むことの喜びを教えてくれる本を見つけました。

『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。20代で身につけたい本の読み方80』(千田琢哉著)です。 

 

膨大な読書をして、仕事ができるようになって、社会的にも成功すると本を読むスピードなんていちいち気にしなくなってきます。

成功すると自分の時間を自分の好きなようにコントロールできるようになるからです。

本を書いている著者は自分の専門分野において、普通の人なら見過ごしてしまいそうなことをわざわざ立ち止まってねちっこく考え続けています。

経営コンサルタントたちは例外なく勉強熱心で猛烈な読書家ばかりですが、「これをそのまま提案してはいけないな」という確認のために読書するのです。

より付加価値をつけて世の中に還元していくことが、巡り巡って著者に対する恩返しになります。

 

本書からは、読書によるインプットからアウトプットまでのヒントがたくさん得られます。

 

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著者の千田さんの公式プロフィール次の通りです。

 

愛知県生まれで岐阜県各務原市育ちの文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、~タブーへの挑戦で、次代を創る~を自らのミッションとして執筆活動を行っている。

 

千田さんは、大学の4年間で1,000万円分1万冊以上の本を買って読んだそうです。

複数掛け持ちしていた高額のアルバイト代と、両親からの仕送りをすべて本代につぎ込んだそうです。

 

雨の日も雪の日も毎日仙台の丸善と金港堂に通い続け、ジャンルを問わず手に触れた本すべてを購入し続けました。

今では、僕の出身校は仙台の丸善と金港堂だと本気で思っています。

書店に並んでいない場合は、大学の生協でまとめて数十冊単位で注文していました。生協のおばちゃんからは「この本3万円するけど大丈夫?」と心配されていました。

 

苦手な本との付き合い方は簡単です。

実際に読んで「やっぱり苦手だな」と感じたらすぐに閉じればいいだけです。これを定期的に繰り返します。

膨大な読書をしていると、食わず嫌いだった分野の本が急にすっと頭に入ってくることがあります。これが正しい勉強です。

一度この快感を味わうと麻薬と同じで抜け出せなくなります。

乱読して頭がゴチャゴチャになっても、情報が日々の睡眠中に整理整頓されると、最終的には知恵になります。

 

僕は多読チャレンジを始めたばかりだったので、正直ゴールが見えない感じもありました。

しかし千田さんの桁外れの読書経験を知ることで、読書家を志す者として、より高い目標を設定することができました。

物凄い量を読破してきた著者だからこそ、到達した境地が本書で示されています。

 

千田氏は筋金入りの読書家です。

こういう尖ったキャリアを持っている人は、非常に刺激になり、「いっちょ平凡なオッサンを返上してやるぞ!」とヤル気にさせてくれます。

 

繰り返しになりますが、本書は、多読するためのモチベーションを下支えしてくれ、本を読むことの喜びを教えてくれます。

 

本日の記事は以上です。

 

 ☟『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。20代で身につけたい本の読み方80』千田琢哉(日本実業出版社)