仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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【読書】本を買うということは、優れた研究者を「格安で雇う」ことと同じ

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

今から約1年前、「毎日残業+土日出勤+パワハラ上司」の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。

3月中旬に復職し9か月やり過ごして2020年を締めくくりました。

 

今回も読書について書きます。 

サラリーマン生活に経済的にも精神的にも支配されないためにはどうすればよいか?

今年以降このことを優先課題として試行錯誤していくわけですが、一つの目標として知的生産の基盤を築くために大量の本を読むことをやってみようと思っているわけですね。 

本田直之さんの著書『レバレッジ・リーディング』には、次のように書いてあります。

 

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ビジネス書はだいたい1,200円から1,800円くらい。平均して1冊あたり1,500円です。

この1,500円を高いと見るか、安いと思うか。

わたしは非常に安いと思います。なぜなら、この1,500円が将来何倍にもなって返ってくるからです。わたし自身の経験や、周囲の事業で成功している人たちの実績から見積もってみると、およそ100倍というところです。

ということは、1,500円の本1冊から得た知識は、100倍のレバレッジが効いて、およそ15万円の利益を生むのです。

 

実績から振り返ってみて100倍の利益を生んでいると断言されているので、事実そうなんでしょうね。

逆に言えば将来の成功イメージから逆算して、目標を明確にして読むからレバレッジが効くのでしょうか。

 

著名な知識人や経営者は、そろって猛烈な読書家ですね。

読書の効用として彼らは「先人の知恵を得られる」「著者が経験したことを追体験できる」ということを言っていますが、読書歴が浅いせいか、いまいちピンとこないんですね。

 

読書の効用をちょっと違う角度から見てみたいと思います。

僕は読書を継続することで幅広い視野を得て、知的生産や知恵をステップアップさせたいと思いますし、考える能力を鍛えて、あたかも呼吸するかのように知識を操れるようになりたいという思いがあります。

 

昨年休職生活を送ったことをきっかけに、「くそ、人生また1から勉強やり直さないとダメだ!」と思い至り、仕事と自分の関係を俯瞰して見る、メンタルセットについて考えてみる、ワークライフバランスについて考えてみる、社会の中で40代の立ち位置を考えてみる。

 

サラリーマンという枠にとらわれず、もっと違う生き方にも目を向けてみる。資産運用や副業にも取り組んでみる。

「物心両面とも、もっともっと豊かになりたい」「自分や家族だけでなく、みんなが豊かになって欲しい」。そしてわが国の経済動向もちょっとチェックしてみる・・・。

 

つまりは「より良く生きるにはどうすればよいか」ということですが、サラリーマン勤めしながらの自分のショボい脳力とショボい経験値では、多分まともな答えは出ないでしょう。

 

そこで、優秀な研究者に「アウトソーシングする」、優れた実践家を「雇う」という考え方をしてみるのですね。 

 

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落合陽一さんの『日本再興戦略』という本を入手しました。

この本は「欧米とは何か」「日本とは何か」「テクノロジーは世界をどう変えるか」「日本再興のグランドデザイン」「政治」「教育」「会社・仕事・コミュニティ」という各章で構成されています。

 

40代のしがないサラリーマンにとって実は切り離せないテーマばかり。

これこそ、「日本再興戦略」であると同時に「自分再興戦略」。

落合さんは若くして異なる学問分野を横断的に研究する学際情報学の博士号を持ち、大学教員、実業家、オンラインサロン主宰者など、大変クリエイティブな方ですね。

 

「より良く生きるにはどうすればよいか」というテーマについて、優れた研究者である落合さんを「1,400円で雇って」研究報告書を書いてもらう。

落合さんなりの回答を返してくれる。僕はそれを読む。

 

つまり本を買うということは、優秀な研究者に「アウトソーシングする」、優れた実践家を「雇う」ことと同じであって、そう考えれば確かに格安ですね。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『レバレッジ・リーディング』本田直之東洋経済新報社

 ☟『日本再興戦略』落合陽一(幻冬舎