こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕はハードロックやヘヴィメタルを25年以上愛聴しています。
ここ10年ほど仕事などが忙しく手を着けていませんが、オーディオやビジュアル機器も好きでこれまでトータルで数百万円つぎ込んできました。
ハードロック、ヘヴィメタルは「アート」だ!
ハードロック、ヘヴィメタルのアートの世界にもっと没入したい。
そんなときどうしますか?
「ロックにおすすめのオーディオ機器」、「ロックにおすすめのスピーカー」と検索すると、スマホで手軽にいい音が出せる装置がたくさん出てきます。
しかし、それではないんだ、という話です。
ハードロック、ヘヴィメタルのアート性をもっと引き出したい。
もっとワンランク上のオーディオ装置で聴きたい。
そういう欲求がムクムクと湧いてくるんですね。
ハードロックやヘヴィメタルは轟音、爆音です。
こういったものを聴くのに、オーディオ専門誌の記事などで高級オーディオを使用しているという事例を全く見たことがありません。
例外的に『ビートサウンド』というロック×オーディオにフォーカスした雑誌がありました。
しかし、取り上げられているアーティストがせいぜいビートルズ、ローリングストーンズ、レッドツェッペリン、ピンクフロイド、エリック・クラプトンなどの70年代のヴィンテージ・ロックが多い印象です。
しかもロックと銘打っているのに中身の半分くらいはビートジャズみたいな非ロックが取り上げられています。
(誤解しないよう申し添えますが、いい雑誌です)
逆に、某メタル専門誌においても、オーディオシステムについて取り上げるということは全くありません。
この雑誌のライターは再生環境に興味が無いのだろうと思わざるを得ません。
(誤解しないよう申し添えますが、僕はこの雑誌の熱烈な読者でした!)
高級オーディオ、ハイエンドオーディオとは、アンプ、スピーカー、プレイヤーの3つの単品コンポーネントで構成されます。
エントリークラスでも一式で100万円の世界です。
まず、オーディオ機器の要はスピーカーです。
しかしハイエンドオーディオというのは、クラシック、ジャズ、ヴォーカルものなどをいい音で聴くもので、製造過程でもそのための音作りがされていることが多い気がします。
レベルメーターが振り切れるような轟音が鳴るようには設計されていないのではないか。
英国の高級スピーカー、タンノイ(Tannoy)というメーカーがありますが、名前やデザインからしていかにもクラシックを鳴らすといった感じで、仮にアイアンメイデンを100万円のタンノイで聴いてもカッコ良くはないでしょう。
60年代、70年代ロックはいけるかもしれませんが。
☟【タンノイ・オートグラフ・ミニ(Tannoy Autograph Mini)】
そこで、ハードロック、ヘヴィメタルを聴いたらいい音がしそうなスピーカーを少しピックアップしたいと思います。
あくまで「見た目で」いい音が出そうなヤツです。
見た目というのは聴覚上もかなり影響があり、見た目で音の9割が決まるといっても過言ではありません。
ブラウンの木目調のスピーカーでジューダスプリーストを聴いてもガッカリすると思います。
できれば筐体がブラックで、大口径のウーファーがあると良い音が鳴りそうです。
ちなみにネットで購入する場合、「ペア」の価格表示ではなく、「単品(1本)」の価格が表示されていることもよくあるので、ご注意ください。
☟【ELAC Uni-Fi】
ドイツの高級オーディオメーカー、エラック(Elac)のフロアスタンディング・スピーカーです。ジャーマン・メタルは、ドイツ製のスピーカーで鳴らしたいものです。
☟【JBL 4309】
筐体がブラックではありませんが、16.5センチウーファーでデザインもそこそこ良いのではないでしょうか。
☟【JBL 4312G】
同じくJBLで筐体はブラックです。メタルを聴くにはちょっと野暮ったいデザインかな・・。ウーファーコーンが白というのはちょっと・・。しかし、30.0センチの大口径ウーファーでヘヴィな音が出そう。
ジミ・ヘンドリックスや ブルース・スプリングスティーンなんかを聴けば、イカすんじゃないでしょうか。
☟【KLIPSCH RP-6000Ⅱ】
クリプシュ(Klipsch)は米国のオーディオメーカーです。日本国内でも結構商品展開してるみたいですね。ホームシアターシステムに強そうです。もちろん米国のボン・ジョヴィやガンズ・アンド・ローゼズやヴァン・ヘイレンあたりを聴くと最高ではないでしょうか。
☟【NHT C4】
同じく米国のメーカー、NHT。硬派な音が出そうなルックスです。残念ながら同社は営業を停止しているようです。
☟【PARADIGM MONITOR SE 8000F】
日本で紹介されたばかりのカナダのスピーカーブランドのパラダイム(Paradigm)。1982年創業。硬派なデザインで、しかも低域がいい音が出そう。
Paradigm MONITOR SE 8000F マットブラック バスレフ型 トールボーイ型スピーカー 3ウェイ ペア
☟【PARADIGM FOUNDER 100F】
同じくパラダイム製。低重心で安定感があるヘヴィな音が出そうですね。これの上位モデル120Hは中高域はパッシブ型、低域はパワーアンプを内蔵したアクティブ型というユニークな構造です。
Paradigm Founder 100F ピアノ・ブラック バスレフ スピーカー 3ウェイ ペア
☟【PMC IB1S-AIII】
英国のPMCですね。高級品です。アクティブ・スピーカーといわれるもの。モデルは違いますが、雑誌の記事でオーディオ評論家の小原由夫氏の自宅にPMCが据え置かれていてカッコ良かったです。
PMC IB1S-AIII(ペア)(国内正規品) (受注発注品・納期2,3ヶ月程) ※メーカー直送品・送料別途御見積 ※代金引換はご利用頂けません。
☟【WILSON AUDIO SYSTEM5】
米国の高級オーディオブランド、ウィルソン・オーディオ(Wilson Audio)です。これは見た目が文句なし。20センチ・ダブルウーファーです。このモデルは中古品を探すしかないでしょう。
ちなみに僕が使用しているスピーカーは、英国のモニターオーディオ(Monitor Audio)というメーカーのものです。
Silver RS8というモデルで2006年に20万円弱で購入しました。ハイエンドオーディオの世界ではこの価格はエントリークラスです。
☟【MONITOR AUDIO SilverRS8】
当時の雑誌の記事によれば、このモニターオーディオというメーカーは代表者も開発チームもロックが好きな若手中心。
『ビートサウンド』の創刊号でも巻頭で紹介されていたので購入しました。
勿論どんなジャンルの音楽も音はいいです。
しかし、もう少し腹に響く感じ、ゾクゾクとした立体感をもって迫ってくる感じが欲しい。
身も蓋もありませんが、自家用車のオーディオの方がいい音がするのです。
☟低域音が前に出るように、筐体の下に防振ゴムを噛ませる苦肉の策
何故だろうと色々考えましたが、どうもその筐体の形状にあるような気がします。
細長いトールボーイ型という形状で、上から高域、中域、低域とユニットが配置されています。低域はダブルウーファーが受け持っています。
上から下までバランス良く聴かせるんでしょうが、ハードロック・ヘヴィメタルに関しては、低域部にもっと大口径のユニットを持たせた方がいいのではないか。
低音が大きい、三角形の音像が良いのではないでしょうか。
もちろんスピーカーの形状だけではなく、アンプの性格でも音が違うでしょうし、配置を変えたりスピーカーケーブルを変えたりするのが、オーディオ機器の醍醐味ではあります。
自室が狭いためレイアウトをいじることは余り出来ませんが、工夫の余地はあります。
ぜひ高級オーディオ、ハイエンドオーディオに挑戦して、ハードロック、ヘヴィメタルを自分だけの最高の音で鳴らしましょう!
本日の記事は以上です。
☟【僕が所有しているスピーカーブランドMONITOR AUDIOの上位グレード品】