こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
オーディオメーカーのオンキョーの経営が苦しいというニュース。
最近までピュア・オーディオ・コンポーネントのラインナップがあったし、PCとオーディオの橋渡し的な製品(「デスクトップオーディオ」という)も多数ラインナップしていたと思うので、オーディオファンとしては厳しいニュースです。
【オンキョーIntegra公式サイトより】
高級オーディオでは「インテグラ」というシリーズを展開し、あのパイオニアのAV事業も傘下に収めていました。
そういえば「パイオニア」もプラズマテレビなどのAV製品が軒並み不調。
近年、主力のカーナビ事業も不振となり、現在では香港の投資会社の子会社になっているようですね。
僕は10数年前から最近までオンキョーのUSBオーディオインターフェースのSE-U33GXPというものを使用していましたが、おそらくOSへの対応に不具合が出始めて使用できなくなったので取り外してしまいました。
USBオーディオインターフェースとは、PCに保存している音楽データをステレオで聴くためのデバイスです。
PCのデジタル音源をUSBから外部出力して、高性能・高音質プロセッサでアナログ音声に変換し、2chステレオで再生するシステムです。
映画や音楽を高音質で楽しみたい。
テレビやPC、あるいはインターネットをピュアオーディオシステムに接続するというのは、面白い試みでした。
しかし、もうそういうことをやろうとする人は絶滅しているんでしょうか?
オンキョーはそういう分野に事業を絞り込んできましたが、需要を生み出せず過去最大の赤字となっているようです。しかもこのコロナ禍の巣ごもりにおいても。
スマホで音楽を聴くのはすごく便利ですよ。
でも音は良くないですよ。
大きな電器屋さんやオーディオ専門店でぜひ高級オーディオの音を聴いてみてください。
音楽をアートと考えている人なら、再生するシステムにもこだわって欲しいなあ。
国産のオーディオ専業メーカーが経営難に陥るのは、日本人が文化的に貧しくなっているような気がしてさびしいですね。
こういう僕もスマホのカメラが便利過ぎて、単機能のデジタルカメラを使わなくなってしまいました。何をか言わんやですね。
本日の記事は以上です。
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