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早すぎたメタバース。トヨタの「GAZOO METAPOLIS」は2018年に終了していた

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

2024年になって、10年以上整理していなかったWEBサイトのブックマークを整理しています。

 

以前トヨタが「GAZOO METAPOLIS」という、ネット上の実験的なサービスを運営していました。

その「GAZOO METAPOLIS」は2018年1月31日に終了していたようです

 

GAZOO METAPOLIS - Wikipedia

 

global.toyota

 

GAZOO - Wikipedia

 

そもそも「GAZOO」とは、自動車事業とIT事業を融合する、トヨタの実験的な取り組みの一つです。

GAZOOの発足は1996年で、この構想は街づくりの提案にまで発展。

2006年には「Gazoo mura」という企画が生れています。

 

インターネットと車を通してマチ(都会)とムラ(地域)の交流を促進し、地域活性化を支援するとともに、カーユーザーに新たな「体験型ドライブ」を提案する企画。日本各地に開設した「ガズームラ」の住人がブログで地元の名所や特産品などの情報を発信し、その記事を読んでドライブに訪れるユーザーに各種の体験交流型プログラムを提供する。各地のムラやトヨタ関連施設では広報誌「GAZOO muraマガジン」を年4回配布する。(Wikipedia

 

さらに、トヨタは、IT企業であるココアの「meet-me」をベースにしたメタバースサービスをオープンしました。

 

冒頭の「GAZOO METAPOLIS」です。

当時のプレスリリースでは、メタバースではなく「3Dバーチャルコミュニティ」と呼んでいたようです。

 

GAZOO METAPOLIS」は2008年にオープンし、2018年にサービスを終了するわけですが、近年メタバースが注目されているので、ちょっと先を行きすぎていたのかもしれません。

 

こういった一連の流れを見てみると、トヨタはいち自動車メーカーにとどまらず、2000年初頭からすでに、「モビリティ×IT×未来都市」というビジョンを掲げて事業構想を練ってきたことが分かります。

【公式ロゴ:GAZOO.comより】

僕は当時、ポイントサイト経由で「GAZOO METAPOLIS」の会員になると、ポイントサイトのポイントがもらえるというので登録したことがあります。

後述しますが、METAPOLIS内での活動で、各種ポイントが貯められるようになっており、僕は「ポイ活」フォルダにブックマークしていたんですよ。

 

繰り返しになりますが、「GAZOO METAPOLIS」は「meet-me」というメタバースをベースにしています。

これの面白かったところは、MMPという仮想空間内の仮想ポイントがあって、これを現実空間のサービスで使えるようにしたことです。

 

meet-me」は、さまざまなサービスとの提携を拡大。

Amazonギフト券と交換開始」「WebMoneyと提携」「ヨドバシゴールドポイントと交換開始」「楽天スーパーポイントと交換開始」「ドン・キホーテと提携」・・。

 

僕は結局あまり触ることはありませんでした。

そのうち、上記のようにサービスは終了してしまいました。

 

トヨタは近年「ウーブン・シティ」という先端技術都市プロジェクトを開始していることはご承知のとおりです。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

www.woven-city.global

 

【woven city公式サイトより】

 

GAZOO METAPOLIS」がどのくらい盛り上がったのか僕は知りませんが、ある意味時代を先取りし過ぎたサービスだったのでしょうか。

 

仮想空間と現実空間を行き来しながら、人が行動空間を拡張するあいだに新たな価値(豊かさ)が創造される。

考えてみれば哲学的なテーマです。

 

もしこのシステムが成功していたら、一大ポイント経済圏を形成していたかもしれません。

 

サイトのブックマークの大掃除していたら気になったので、まとめてみました。

 

本日の記事は以上です。