こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
パワハラ休職から復職してちょうど2年が経過したこと、そしてその時点での業績評価や人事異動や昇進についてのことを昨日書きました。
これらは僕個人にとって重要な論点であるとともに、病気休暇や休職から復帰した多くのサラリーマンにとってもキャリア形成の重要な関心事であると感じています。
要はみんな似たような悩みがあると思うんですよね。
復職した経験がある人にとって非常に重要な論点ですのでもう一回書きたいと思います。
百田尚樹さんや井口晃さんの著書を引用して、しんどい状況からはさっさと逃げて体勢を立て直せばよいではないかということもこれまでさんざん書きました。
百田尚樹さんは『逃げる力』っていう本を書いていてこれは読んだんですが、あのアスリートの為末大さんは『逃げる自由』っていう本を書いているそうです。
読んでみたいですね。
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長い人生では回り道をすることがキャリア形成のうえでかえって有益なのではないかと考えます。
僕は糞みたいなサイコパス上司と組んで適応障害のような状態となり半年間の休職を経験した人間です。
働くことの難しさ、仕事と家庭の両立、いわゆるワークライフバランスについてずっと考えてきました。
サイコパス気質のクソ上司についてはこれまで幾度となく書いてきましたので、パワハラ上司のことはいったん忘れて、自らのキャリアや生き方について自由な観点から向き合うことが非常に重要であると思います。
クソ上司の存在はともかく、病気休暇を取得した当時の状況ですが、僕のケースでは人事部には真摯に対応していただいたと感じています。
そのあたりの経緯は『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』に書いています。Kindle本です。
人事部の担当者には洗いざらい話しましたし、よく理解を示していただきました。
その後復職してからも複数の上司の面談を経ています。
その際も全ての上司に包み隠さず話しました。
特にパワハラ上司に対する恨みつらみは話していませんが、仕事が手につかなくてしんどいこと、体調に波があり出勤困難になるほど体調が悪くなることなどを話しました。
昨日も書いたんですが、業績評価が芳しくなかったんです。
難易度の高い仕事を引き受けてこなかった=業績を上げなかったということが低評価につながった。
あるいは病気を盾にする姿勢が職務を遂行する能力に欠けると判定された。
当然ですよね。
あれほど体調不良で通院していることを上司に話しているわけですから、まともな上司であれば腫れ物に触るように無理をさせようと思わないはずです。
そのあたりは人柄や能力を総合的に見られているはずです。
人事部としても、無理をさせてまた休職に追い込んだりすれば責任を問われてしまうわけですから。
僕は僕の今後のライフプランとして職場に忠誠心を持ち業務に情熱を傾けようとすることを、意図的に排除しました。
このまま仕事に尽くす人生でいいのか?という疑問に囚われるようになり、もう業務に全力で取り組まないと決めたんです。
そういうことを上司や人事部にわざわざ伝えなくても上司も人事部もバカではありませんから、僕の仕事ぶりを見て、組織をポジティブにマネージする能力や難易度の高い職務を遂行する能力に現時点では欠けていると見て当然です。
このようにちょっと頭を冷やして自分の状況に客観的に向き合おうと試みています。
人生100年。
長い人生です。
仕事のキャリア形成に関する悩みは多くの人が経験するでしょうし、もっとしんどい状況に置かれている人は多いでしょう。
自分の頭の中で考えることは自由ですし状況はいかようにも解釈できるはずです。
繰り返しになりますが、長い人生では回り道をすることがキャリア形成のうえでかえって有益なのです。
自分を追い込まないように、自分の都合のいいように柔軟に対処していきたいものです。
本日の記事は以上です。
☟『逃げる自由』為末大 著(プレジデント社)