こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は一般事務職です。
しんどい週5勤務の無限ループ。
一般事務職なんて誰でもできて簡単なヌルイ仕事だと思われるでしょう。
実際、そういう面があることを僕自身否定しません。
そんな一般事務職で僕はサイコパスのような上司に潰されて半年間休職した人間です。
サイコパス上司が憎いだけじゃなくて、仕事自体が馬鹿馬鹿しくなって辞めたくなりました。そんな状態が2年ほど続いています。
一般事務職には無駄がたくさんあります。
無駄な事務仕事なんて無くなってしまえばいいのにと思います。
完全に無くなったら失業しますが。
本当に僕みたいな一般事務職、ホワイトカラー、すなわちオフィスワーカーって労働生産性が低いと思います。
デヴィッド・グレーバーという人が『ブルシット・ジョブ』(クソどうでもいい仕事)という本を書いていますが、面白いですね。
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上の記事では作家の江上剛さんがグレーバーの『ブルシット・ジョブ』を取り上げて、やはり「労働生産性が低いのは、ホワイトカラーの生産性が低いからではないのか。ホワイトカラー、すなわちオフィスワーカーの生産性が低いのだと思う」と書いているんですね。
日本生産性本部の木内康裕上席研究員も下記のように指摘していました。
日本の労働者が働く時間は驚くほど長く、効率が悪いとされています。時間当たりにどれだけの付加価値を生み出したかをはかる労働生産性をみると、2015年は経済協力開発機構(OECD)に加盟する35か国で20位にとどまりました。主要先進7か国中では最下位。
なぜ効率が悪いのでしょうか。コンサルティングを手がける日本生産性本部(東京・渋谷)の木内康裕上席研究員は「ホワイトカラーが利益を上げない仕事に多くの時間を割いている」と指摘します。
また日本は会議の目的意識が乏しく、結論を導くよりも情報共有のために時間をかけるケースが目立ちます。なによりもまず、ムダな仕事を省く意識改革が不可欠です。(『検証 働き方改革 問われる「本気度」』日本経済新聞出版)
ライフネット生命保険株式会社創業者で現在は立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんも、やはり著書で次のように書いていたんですよ。
ヨーロッパ諸国のビジネスパーソンと違って、日本人の労働者、とりわけホワイトカラーは、労働時間は長いけれど、労働の質は必ずしも高くないと言われています。それでプライベートを犠牲にしていたら何の意味もありません。
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我が国のホワイトカラーは生産性が低い「ブルシット・ジョブ」だ。
これは近年かなり共通理解になってきました。
僕だけでなく多くの人が仕事にしんどさと虚しさを抱えている。これはもうどうしようもないヤバいレベルまで来ていますね。
パワハラ上司に潰されてメンタル不調になって休職を経験したおかげで、それに気づかされたんですよ。
かといって僕みたいな40代半ばのオッサンがいまからプログラミングの勉強しても手遅れだし。
本日の記事は以上です。
☟『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』デヴィッド・グレーバー 著(岩波書店)