こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
岸田首相がGWに東南アジアとヨーロッパを歴訪していたんですね。
外遊の締めくくりとして英国を訪問。
ロンドンの金融街・シティーで講演したそうですが、この内容が波紋を呼んでいます。
岸田首相の講演内容については毎日新聞などが比較的詳細に報じています。
しかしこれに対して一部のメディアやSNS民は冷ややかな声を浴びせています。
「岸田は投資に言及するなら、まず自分が投資してからやな」
「国民に投資しろって呼び掛けてるのに、自分は全く投資してないの笑う」
「岸田!まずはお前が国民に投資しろ!」
岸田文雄首相の言う「所得倍増計画」は「資産所得倍増プラン」で、カネがある人は自己責任で株に投資して運が良ければ増やしてください、カネが無い人は自己責任でなんとかしてくださいという突き放し政策。メディアは「所得」と「資産所得」の重要な違いを指摘しないと駄目。https://t.co/WnrzdfMNM7
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2022年5月6日
キッシーの「貯蓄から投資へ」がいまいち信用ならない理由はキッシー自身が投資全くやってないからだろうね🤔 pic.twitter.com/jvhtUbu0pm
— 越前🐕 (@taraba777) 2022年5月6日
いつの間にか無かった話にされているが、麻生金融相麾下の金融庁が政治の怠慢を棚上げして、市民に対して老後に2000万円貯蓄しろと言っていたのは記憶に新しい。そして今度は岸田首相が「貯蓄」を「投資」に回せなどと言っていて開いた口が塞がらない。使途不明金の件と言い盗人猛々しいにも程がある。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2022年5月5日
国の登録を受けた証券会社であっても「絶対に儲かる」などと言って投資を勧誘することは禁止されているのに、時の首相が世界に向けて「投資による資産所得倍増を実現する」と軽々に発言してしまうとは恥ずかしすぎる。しかも、これが「新しい資本主義」だというから絶望するhttps://t.co/OtkCAENuv4
— 五百旗頭幸男 『はりぼて』『裸のムラ』 (@yukioiokibe) 2022年5月5日
【Photo:毎日新聞】
「資産所得倍増プラン」って要するに、「給与所得は増えませんよ。増やしたいなら資産所得を倍にしてくださいね。今ゼロの人は、2倍してもゼロですから今すぐ達成できますね。」って事です、ええ。https://t.co/B5DTZDCpVf
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2022年5月5日
え、結局そっちに行くの?って感じ。「貯蓄から投資へ」は長年の日本の資本市場の課題なので方向はいいのですが、それを「新しい資本主義」と呼んでいいの?そもそも最初に発表するのが海外でいいの?ちょっと???だらけで困惑中。
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) 2022年5月5日
岸田首相「資産所得倍増プラン」を表明 https://t.co/Q56PMH5URd
衆議院議員で元新潟県知事の米山隆一さんや国民民主党代表の玉木雄一郎さんも岸田さんに対してやや疑問符のコメントをしています。
しかしですね。
僕は前に記事で書いたんですが、岸田さんが言うように日本人の個人金融資産約2,000兆円が現預金のまま放置されている。
そのせいで「この10年間で米国では家計金融資産が3倍、英国は2.3倍になったのに、我が国では1.4倍にしかなっていない」のは、もったいないなあと思うんですよね。
岸田さんを批判する人たちは皆が貧しくなったのは平成の失政だと思っています。
しかし失政かどうかはともかく昭和の高度成長期に逆戻りすることはできないし、あの時代は特殊だったのだと認めるしかないんです。
岸田さんは側近や官僚に指示して講演の原稿をまとめたと思うんですが、最近の経済理論の本なんかから引用してるんじゃないかと。
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貧乏人は投資しろといっても原資がないというのはその通りでしょう。
貧乏人を見てないといったらその通りなんで眼中にない。金持ってないんだから。
金を死ぬほど持っていながら使い道を知らない高齢者や億り人のようなにわか成金に呼び掛けてるんですよ。
もう昭和時代みたいに給与は上がらないから余裕資金を貯蓄に回すことはできない。
一方、以前に比べてネット証券なんかで国内外の株式や投資信託や仮想通貨など、投資の選択肢は格段に増えています。
令和時代、もう僕らは何とか資金を捻り出し最先端の資産運用法で資産を殖やし自己防衛するしかないんですよ。
結局いまだに投資に対して拒絶反応な日本人って多いんですね。
岸田さんの発言を批判する暇があるんだったら、一刻も早く資産運用するのが勝ち組への道ではないのかなあ・・・。
負け組オッサンの記事は以上です。