こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
働きたくないビジネスマン、仕事したくないサラリーマンの皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は働きたくないショボい事務職のオッサンです。
約3年前に過労とパワハラで休職し、それ以来ずっと仕事行きたくない病に苦しんでいます。
精神科に駆け込んで診断書を書いてもらい半年間休職。
その後復職しましたがずっと精神科に通っています。
さて、先日「退職代行サービス」について書きました。
「退職」「再就職訓練・リスキリング」「転職」という流れが拡大するなかで、今の時代に求められるサービスだということができます。
政府も成長産業への労働移動を円滑に進めるため、「退職」「再就職訓練・リスキリング」「転職」への支援策を打ち出してくるでしょう。
今月の臨時国会で、岸田首相は「リスキリング」の支援に5年間で1兆円投資すると表明しました。
また先日、日経新聞社主催の「日経リスキリングサミット」というシンポジウムが開催されて、岸田文雄首相が登壇しました。
支持率が低迷している岸田さんですが、このシンポジウムにおいては非常に良い発言をなさっているんですよ。
岸田総理:今、わたしたちだけではなく世界中の国々が、グリーンやデジタル、こういった社会的な課題を成長のエンジンにすることによって持続可能な経済をつくっていこうという議論を進めています。
グリーンやデジタルという分野は、非連続的なイノベーションが次々と起こる世界です。
こうして次々と起きてくるイノベーションに対応して、労働力移動が必要になってきます。
このあたりが、かつての日本の高度成長、つまり1つの目標や目安があって成長していった時代とは違います。
これは企業の立場に立ってみると、賃上げにより高いスキルの人間を引き付け、結果として企業の生産性が高まり、イノベーションが進む。
それがさらなる賃上げにつながっていく。
こういった好循環を実現することが大事です。
こうした時代の変化の中で、リスキリングの重要性が強調されています。
官民協力して、思いを皆さんと共有しながらリスキリングについて考えていきたいです。
まず基本的な考え方として、人への投資と労働移動の円滑化と、そして所得の増加、これを一体的に進めていかなければならないと思っています。
「人への投資」と「企業間の労働移動の円滑化」を同時に進めることで、リスキリングした人材が、賃金の高いところやよりやりがいを持てる場所で活躍し、企業の生産性を向上し、さらなる賃上げを生むという好循環を作っていくことが重要です。
岸田さんはこうやって実現したいビジョンを語ったあと、具体策として3つの政策を拡充していきたいと述べています。
▶非正規雇用を正規雇用に転換する企業や、転職・副業を受け入れる企業への費用面での支援策を新設
▶キャリアアップのために転職などを実現したい人に対し、民間の専門家にも相談しながら、リスキリングから転職までを一気通貫で支援していくような制度を新設
▶労働者の訓練等を支援するような企業に対する支援金の補助率を引き上げる
いずれも必要不可欠な施策ですよね。
本シンポジウムでは、パネリストより英国の事例も紹介されています。
それは、給与をもらいながらリスキリングを進めていく有償のインターンシップのような制度が、英国などでは盛んに取り入れられているというものです。
「給料をもらいながら」というのがポイントですよね。
支持率の低下が著しい岸田政府。
検討結果を提示するだけでなく、総理自身が危機感とスピード感を持ってリーダーシップを発揮し、民間企業や関係機関に具体的な成果を上げさせることが必要です。
また、これらの経済構造の変化を求める政策には時間がかかりますので、合わせて国民への給付金や減税など当面の国民生活を下支えする政策も期待したいところです。
本日の記事は以上です。