こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
経済的自立の実現。
これは究極のテーマです。
会社員としてのサラリーに毎月依存しているのは、本当の意味での経済的自立ではありません。
病気したりメンタルがやられたりして、他人に人生を削られたくない。
2024年になって、子どもの教育用資金と、今まで給与天引で積み立ててきた個人年金を解約。
これを投資資金に投入。
ずっと家計がジリ貧で精神衛生が最悪だったのですが、ようやく思い描く攻めの資産運用に舵を切りました。
経済的自立を実現するため、楽天銀行・証券、SBI銀行・証券、ロボアド投資のウェルスナビ、そしてクラファンのバンカーズ、COZUCHIという、強力なツールがそろいました。
本格的な分散投資による資産運用を始めて半年ほど経過したわけですが、それぞれの運用状況とその問題点が明らかになってきたので、整理したいと思います。
いやいや、やってみるといろいろ問題が出てくるものです。
やってみないと分からない。
半年間、資産運用をやってきて気づいたことは次の通りです。
▶ 分散すればするほどハイリスク投資でドカンと失敗する。
▶ コツコツ増やしてもドカンと失敗する。
▶ 積立資金をどこかから持ってこないといけない。
▶ トータルで見ると資産を溶かしている。
1.クラウドファンディングのバンカーズ
バンカーズは、ザックリ言うと、国内外のさまざまな事業(ファンド)に個人で融資して、リターンを得るものです。
Bankersとは | Bankers(バンカーズ) | 貸付型(融資型)クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
最近、募集ファンドの数が増加していて、いつでも案件に応募できます。
今のところ元本割れはありません。
いま一番堅調に運用しているのは投資信託ではなく、実はこのバンカーズなのです。
総額150万円ほどを小分けして、毎月分散して投資しています。
投資案件は半年から1年の運用期間で、利回りは年率4~5%となっています。
▶ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
▶ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
▶ eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
▶ 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)
▶ iFreeNEXT インド株インデックス
合計6本の新NISA成長投資枠対象の投信積立で、合計120万円ほどを運用。
楽天証券で大誤算だったのは、何も考えずに投資信託の「楽天日本株4.3倍ブル」を買ったこと。
この投資信託は新NISA対象ではなく、特定口座での運用となります。
名前の通り非常に値動きが大きく、下がりやすく上がりにくい設計の銘柄となっています。
その結果、10万円もの含み損が発生。
新NISAの含み益を全部吹っ飛ばすほどの損失です。
3.ロボットアドバイザーによる全自動資産運用、ウェルスナビforSBI銀行
ウェルスナビに毎月積立を行っており、現在70万円ほどの運用額となっています。
上の記事に書いたように、投資先の内訳は、米国株(VTI)、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)、債券(AGG)、不動産(IYR)のETF(上場投資信託)になります。
まだ開始したばかりなのですが、コツコツやるほど効果が出るだろうと予想しています。
ウェルスナビをやってみて判明した誤算は、毎月運用手数料が数百円引かれることです。
分配金よりも手数料が上回っており、成果は出ていません。
4.トレイダーズ証券の外国為替証拠金取引(FX)「みんなのシストレ」
これに先日30万円を突っ込みました。
これが今のところ大誤算。
みんなのシストレとは、好みのストラテジー(人間やプログラムのFXトレーダー)を複数選択して、トレードを任せるという仕組みです(コピートレード)。
選んだストラテジーが取引に苦戦して、現在10万円の含み損となってしまいました。
5.不動産投資のクラウドファンディングCOZUCHI
現在、東京都中央区の商業ビル開発に10万円を投資しています。
運用期間は1年で、想定利回りは7.5%となっています。
COZUCHIの募集ファンドは年利10%を超えるものが多く魅力的ですが、案件数がやや少なく、応募が殺到している状況です。
抽選に当たらなければ、運用開始となりません。
6.メルカリのビットコイン積立
ついに仮想通貨にも手を出しました。
毎月200円くらいですが。
メルカリアプリに資金をチャージして、それを毎月積立します。
積立額は自由、積立頻度は月々1回、2回、4回から選択できます。
メルカリで商品売買した売上金を積み立てに回すことができます。
7.SBI証券のVポイント投資
買い物などで貯めたVポイントを使って、SBI証券の投信積立をすることができます。
とりあえずeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を毎月100円ずつ積立しています。セコイですが。
僕はメインポイントが楽天ポイントなので、Vポイントを積極的に貯めていません。
Vポイントを調達する手段を開拓して投資に回していきたいです。
8.その他
その他の投資先(散財?)として以下のようなものがあります。
▶楽天ポイント投資
厳密には「楽天ポイント運用」と「楽天ポイントビットコイン」と「楽天ポイント投資」があります。
「楽天ポイント運用」と「楽天ポイントビットコイン」は、楽天ポイントクラブ内で100円から気軽に始められるものです。
一方、「楽天ポイント投資」は、楽天証券で口座開設して、本格的に金融商品を買い付けるものです。
僕は楽天ポイントを買い物に使うので、これらのポイント運用は微々たるものです。
▶競馬
これはもうギャンブルになりますね。気晴らしです。
今のところの成績は、回収率74%です。
さて、2024年のそれぞれの資産運用状況を整理してみました。
冒頭に書いたように、あらゆる投資手法を利用しても、よほど研究してうまくやらないと、運用だけで資産を増やしていくことは容易ではないということです。
▶ 分散すればするほどハイリスク投資でドカンと失敗する。
▶ コツコツ増やしてもドカンと失敗する。
▶ 積立資金をどこかから持ってこないといけない。
▶ トータルで見ると資産を溶かしている。
「楽天日本株4.3倍ブル」と「みんなのシストレ」が非常にハイリスクでした。
この2つだけで、20万円くらい含み損がありますから。
そして、もう一つ言えるのは、投資信託などの積み立て商品は、毎月積み立てるお金をどこかから調達しなければならないということです。
当たり前ですが。
毎月コツコツ積み立てないと、意味がありません。
そのための大前提として、毎月の安定した収入があって、しかも生活費を節約して積み立てる原資を確保しないといけないということです。
当たり前過ぎる結論ですが(苦笑)。
投資資金の資金繰りが苦しくなったからといって、一部の投資信託を売却したりするのは本末転倒なので。
トータルで見ると資産を溶かしている状況ですね。
サラリーマンの月収に依存せずに、資産運用で殖やしたい。
しかし、毎月安定して投資資金を確保するためには、サラリーマンの月収に頼らざるを得ないのだ。
とんでもないジレンマです。
50歳過ぎて、ダラダラ資産を溶かしている時間はない。
投資先を厳選して集中投資に切り替える時期かもしれません。
本日の記事は以上です。