こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
たまに資格通信講座の新聞折込チラシやDMのパンフレットがポストに入っていることがありますね。
代表的なものではユーキャン、キャリカレ、ヒューマンアカデミーあたりでしょうか。
僕は半年間休職していたときに、引きこもり生活のアリバイ作りのため、そして復職したとき仕事に活かすために、ユーキャンで勉強してマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)資格を取得しました。
そのユーキャンからパンフレットが送ってきたので、また資格取ったら何か役に立つものは無いかなと眺めてみました。
ホリエモンなど多くの人が「資格取っても1円にもならない」と言っていますね。
まあ、確かに資格取ったからといってすぐそれが収入に結びつくことはないですね。
でも資格の世界はバラエティー豊かで、可能性が広がっていると思いませんか?
いろんな専門分野の資格のカタログを眺めていると、思い出すのは藤原和博さんと池上彰さんですね。
著述家で教育実践家の藤原和博さんは、自著で次のように書いています。
これからは「〇〇セラピスト」が仕事になる。同じように、今後は「〇〇カウンセラー」、「〇〇アーティスト」、「〇〇コンサルタント」、「〇〇アドバイザー」も続々と出てくるでしょう。
ただし、「水セラピスト」だけで食べていけるかどうかには不安もあるでしょう。
そこで、「複数の分野を掛け合わせる」作戦を使ってください。
「水セラピスト」兼「つけまアーティスト」
「水セラピスト」兼「終活アドバイザー」
そうすれば、「レアな職業」×「レアな職業」をこなすことができる、究極のレアな人になれる可能性が出てきます。
また、ジャーナリストの池上彰さんは自著で「自分の人生は越境の人生であった」と書いています。
池上さんはNHKに入社後、記者として警察担当、ロッキード事件やダグラス・グラマン事件の取材、気象災害、消費者問題、NHK特集でエイズ問題を担当、いじめや受験戦争、宮内庁担当、と「越境」を繰り返し、首都圏向けのニュースキャスター、そして職業人生最大の転機となる「週刊子どもニュース」を担当。
池上さん自身は、望んだ越境ばかりではなかった、「受け身の越境だった」と振り返っています。
しかし大事なのは、池上さんが「とりあえずは依頼された仕事をありがたく引き受け必死に勉強する、その積み重ねが仕事の幅を広げた」と言っていることです。
いきなり越境ありきではなく、一つ一つの分野をまずは専門的に究めていったということですね。
そして壁にぶつかったときは真正面の壁を越えるのではなく、真横に移動することで、壁のない道が見つかることもあります。
これを池上さんは「越境」と名付けています。
いろんなアイデアを試してみるといいですね。
資格を一つ、二つと取っていけば、まずSNSのプロフィールに「社会福祉士×食生活アドバイザー×インテリアコーディネーター」などと書けます。
それぞれの専門知識を磨いていって、それを軸にブログ書いたりホームページや名刺やチラシを作って講座を開いたり開業したりできますね。
資格を取って就職するより、小さく始めるという方法があります。
藤原さんのように複数の分野を掛け合わせる。
そして池上さんのように一つの専門分野を究めたら次は真横に移動してみる。
そういう方法を使うと、レア人材の道が開けるかもしれません。
本日の記事は以上です。
☟『必ず食える1%の人になる方法』藤原和博 著(ちくま文庫)