仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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「自分の未来を知りたいか」という問いに知りたいと答えますか?知りたくないと答えますか?

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

アンケートサイトというものがあります。

毎日アンケートに回答してポイントを貯めていくと、他のポイントや現金に交換できるというものです。

僕はかれこれ10年近くアンケートサイトでポイントを貯めています。

 

そのアンケートのなかに、「自分の未来を知りたいですか?」というものがありました。

今日現在の回答総数が約3万5千件で、「知りたい」が33.4%、「知りたくない」が37.4%、「どちらとも言えない」が29.2%でした。

僕は「知りたくない」と回答しました。

 

40代半ばのオッサンになり、人生80年と考えれば折り返し地点を過ぎています。

身体能力はピークを過ぎていて、あちこち体の不調が顕在化します。

 

もともと強度の近視でしたが、ここ数年でかすみ目がひどくなり眼鏡でも矯正できなくなりました。休職期間を利用して眼科にいったら白内障の診断でした。

他にも、すぐ腰が痛くなる、季節の変わり目にすぐ風邪をひく、徹夜ができなくなる。

 

自分の未来を知りたいか?という問いに対する回答は、その人の人生観や性格が大きく関わります。

 

僕の場合、「今までの人生で今が一番良い」という思考なので、さっきの体調の話ではありませんが今後は悪くなっていくしかない、という考え方になってしまうのです。

楽観論か悲観論かでいくとそれほど悲観的でもないですが、将来に対する漠然とした不安があります。

自分の死。親の死。自分の大切なものを失ってしまったらどうするかという不安・・・。

 

だから「自分の未来を知りたいですか?」という問いには「知りたくない」となります。

「知りたくない」と回答した37.4%の人も、概ねそういう人生に対する少しの悲観論、「将来は悪いことが起きるかもしれない」という不安が先に立つのだと思います。

 

一方、「自分の未来を知りたいですか?」という問いに「知りたい」と回答した33.4%はどのような人でしょうか?

 

「知りたくない」と答えた人の真逆の性格だと思います。

将来に対する期待感が大きい人ですね。

自分の成長、家族の成長。毎日をワクワク楽しく生きているから、明日、あさってどんな楽しいことがあるのかという期待。

「自分の未来を知りたくない」という人とは、まったく思考が違う、別世界の人のようです。 

 

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人生の目標に対するときには、2つの視点があるといいます。

ハイディ・グラント・ハルバーソン著『やり抜く人の9つの習慣』には、「これまで思考」と「これから思考」が出てきます。

 

「これまで思考」とは「どこまでやり遂げたのか」に視点を向ける思考スタイル。

「これから思考」とは「あとどれだけやらなければいけないのか」に視点を向ける思考スタイルです。

人は誰でも、この2つの思考を行ったり来たりしています。

 

「これまで思考」は「目標に対して自分はこれだけ進歩したのだ」という達成感を得られますが、そこで気が緩んでしまいます。

目標達成にフォーカスして毎日ワクワクして生きていくなら、「これから思考」が良いようです。

 

次のような実験結果があるそうです。

大事な試験を控えた大学生を2つのグループに分けて、グループ1には「覚えなければならないことがあと52%残っている」と伝える。グループ2には「すでに48%は覚えた」と伝える。

試験に対するモチベーションはどうなったか?

グループ1のほうがグループ2よりも格段にモチベーションが上がったそうです。

 

「自分の未来を知りたいか」という問いに「知りたい」と答えた人は「これから思考」の人が多いのかもしれません。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『やり抜く人の9つの習慣』ハイディ・グラント・ハルバーソン 著(ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

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