仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

40代中年の危機 休職と復職 働き方改革 ワークライフバランス 副業・複業 メンタルセット

「好きなことをやり続ける強み」を考えよう 『働き方 完全無双』ひろゆき 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して半年が経ちました。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しましたが今も棚卸しを継続しています。

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には毎日残業、土日出勤、パワハラ上司の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。

詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出していますので、似たような境遇の方は読んでみてください。

 

休職期間に入って以降とにかく猛烈に読書してみようと思い、書店やブックオフで気になった本は片っ端から買って読んでいます。

僕は40代半ばのオッサンですが、いまビジネス界、言論界をリードしている若手の書いた本を意識して読むようにしています。

西野亮廣さん、メンタリストDaiGoさん、ホリエモンひろゆきさんしかり(ホリエモンひろゆきさんは同年代ですが)。

古典から学ぶことも必要ですが、若手の知恵も拝借しましょう。

 

日経BP記者、野村証券グループの投資ファンド会社を経て独立した経済評論家の加谷珪一さんは、著書『貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか』で日本がどんどんジリ貧になっていることを書いています。

 

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そして、インターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」の開設者であるひろゆきさんも、加谷珪一さんと同じように、諸外国の平均収入が上がって経済成長を続けているのに日本だけが賃金も経済成長も止まっている危機感を書いています。

 

著書『働き方 完全無双』では、日本がジリ貧に落ちていく中で、個人としての「攻め方」と「守り方」という視点で書かれています。 

 

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厚生労働省の調べによると、世帯当たりの平均所得金額は1996年から基本的に下がりっぱなしです。そして、OECDによると、家庭ごとの収入の伸び率で、38ヶ国中、日本は下から8番目です。

毎年、平均収入が上がっていたり、他国よりも経済成長が速い国に住んでいる場合は、周りの多数派の人と同じことをしていれば、収入が増えます。高度経済成長期の日本がそうでしたね。

ところが、平均的な人の収入が下がり続けるというのが、ここ数年ずっと続いているわけです。

世界の各国が下がっているのであれば、相対的にまだマシなのですが、他の国はそれなりに成長をしていて、日本だけが置いてけぼりのままです。

そんなわけで、平均的で常識的な方法で生きていくと、平均的で常識的な結果が待っているわけで、その結果、「みんな仲良く落ちていく」というのが決定的なのが現状です。

 

ひろゆきさんは「2ちゃんねる成功の要因は何か?」と聞かれて、「匿名掲示板の仕組み自体は元々あったけれど、途中でやめちゃう人が多く、たまたま僕だけが長く続けたから」と答えています。

 

平均的で常識的な方法で生きていくと、平均的で常識的な結果が待っている。

なのである意味、「平均的でない、常識的でない方法」を編み出してやり続けるということが必要かもしれません。

 

本業が大好きならそれに越したことはありませんが、そうでないなら、本業で平均的な収入を維持しながら、好きなことを副業や複業にして根気よくやり続けるという道があります。

ネットやSNSによってそれが可能になっています。

 

林修さんも著書『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』で次のように書いています。

 

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「努力は必ず報われる」というのは少し不正確で、より正確に表現するなら「正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は報われる」ということだ。

ビジネスにおいては先の二つの要素の問題である場合も多いので、まず場所と方向に間違いがないかどうかの検証を慎重に。

そのうえで問題ないと判断したら、あとはガムシャラにやってみる。そうやって量を積み重ねていくことが大切だ。

社会で必要とされる仕事は必ずある。しかし、それは刻々と変化し、その変化のスピードは恐ろしいほど速い。こうした社会で生き残るには、以前にも増して「自分が勝てる場所」を真剣に探す必要がある。

 

「正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力」

何が正しいのかは、その人その人、各人各様で違います。

人の意見や教えが正しいとは限りません。

 

レッドオーシャンブルーオーシャンという言い方がありますが、独自のやり方で好きなことを長くやり続けると、そこがたまたま「自分が勝てる場所」になるかもしれません。

好きなことを根気強くやり続けると道が開けます。

挫折しても、そこで折れずに分析と修正を繰り返して100倍返しする。

この心意気でいきましょう。

 

本日の記事は以上です。

 

 ☟『貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか』加谷珪一 著(幻冬舎新書

 

☟『働き方 完全無双』ひろゆき 著(大和書房)

 

☟『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』林修(青春新書/青春出版社