こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
復職してちょうど半年が経ちました。
休職期間半年、そのあと復職して半年です。
パワハラ上司になかなかのプレッシャーをかけられメンタル崩壊寸前となったとき、自ら選択して半年間の休職という道に脱線しました。
普通にサラリーマン人生を続けていればずっと同じレールの上を走っているだけです。
その列車をいったん降りて、仕事を忘れて自分と向き合ったのは貴重な経験となりました。
休職生活とは自分を見つめ直す内省生活です。
休職する前は1週間のうちほとんどが仕事で埋め尽くされ、少し家庭のことと自分の自由時間があるという生活が続いていました。
仕事への適応が困難になり休職してからは、ここ10年~20年スパンの間に出来なかったことに片っ端から着手してみました。
昨年やっとスマホを導入しました。
他にも写真や動画、ビデオテープ、カセットテープ、DVD-RAMの整理、古いPCやデジカメやガラケーの処分、CDプレーヤーの修理など、まず身辺整理に着手しました。
身辺整理が落ち着くと、新しいテクノロジーの導入に着手しました。
電子書籍(アマゾンKindle)をPCとスマホに導入。YouTubeへの動画投稿。ドコモ光、ドコモdカードに加入。スマホに歩数計アプリや読書管理アプリを導入。U-NEXT加入。楽天ポイント投資やソーシャルレンディング投資を開始。はてなブログに投稿開始。Kindleダイレクトパブリッシングの出版に着手。写真AC(Photo AC)に写真投稿開始。Twitterアカウント開設など。
家族とも有意義な時間を過ごせました。
子供の世話や家事の手伝いをやってみたり。
休職生活ののち、職場復帰。
結局もとのレールに戻って、あっという間の半年が過ぎました。
復職してから最も仕事がハードな月を乗り越えました。
昨年パワハラ上司に潰された夏場の繁忙期のメインイベントが終わり、リベンジを果たしました。
仕事をだましだましこなしつつ、家族と出掛けたり、映画見たり、ラーメン食べたり、読書やブログ書いたりできました。
繰り返しになりますが、休日を潰すほど夏場の仕事は忙しかったです。
夏場、特に9月はバランスが仕事に寄っていたので、早急にワークライフバランスの再構築、「リバランス」を実行しています。つまり適度に有休を取っていきます。
10月に入ってようやく仕事が落ち着きました。
日中、仕事の資料にゆっくり目を通したり、ボーっとする時間的余裕が持てるようになりました。
まさに「踊り場」「エアポケット」。力が抜けています。
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『もうちょっと「雑」に生きてみないか』で、精神科医の和田秀樹さんは、頑張りすぎて悩んだり苦しんだりして疲れる人の特徴を3つ挙げています。
何ごとも「負けてはいけない」と思っている。
何ごとも「やればできる」と思っている。
何ごとも「いまがすべて」と思っている。
本書を読んだとき最初はピンときませんでしたが、何となく思い当たるふしがあります。
単線のレール上を走っていると、レールしか見えない。
無意識のうちに「いまがすべて」という考えに取り憑かれ、仕事が苦しいときは仕事の苦しさしか見えない。仕事が楽になると気が抜けてしまう。
和田さんは言います。
「いまがすべて」という考え方ではなく、遠くを見れば、いろいろな人のいろいろなやり方や、いろいろな世界に気がつきます。自分が描いている一直線の人生には無かった世界が見えてきます。そして、これからのことを考えれば「いま」はただの通過点になります。
「遠くを見る」、または「列車の車窓から外の世界を見る」、時には「列車から降りてしまう」。そういうことが必要かもしれません。
サラリーマン生活においては、いまはヒラでも、そのうち管理職になったらどうするか。定年となり退職したあとどうするか。
そういう色んな状況を出来るだけ具体的にイメージしておくことが必要かもしれませんね。
本日の記事は以上です。
☟『もうちょっと「雑」に生きてみないか』和田秀樹 著(新講社)