仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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多様化する「労働のリスク」に備える保険

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

中高年の家計不安は大きな問題です。

 

メンタル不調の大きな原因の一つです。

 

そこで最近思うのが、死亡や怪我や事故のリスクに備えて、これまで生命保険に大金を掛けてきましたが、そういうリスクの他にも、仕事上のリスクがかなりあるということです。

 

例えば、成績不振による減給やリストラ。

会社の経営が悪化して倒産した。

ハラスメントや長時間労働や高ストレスで劣悪な労働環境によりやむを得ず失業した場合などです。

 

ほとんどの人が所帯の生計を維持するために、40年以上働かなければなりません。

 

そうすると、死亡や病気以前に、上のような広い意味での「労働災害」が必ずどこかで起こります。

 

最近は労働市場の流動化などと言われていますが、これは我々労働者にとっては新たなリスクに他ならない。

 

終身雇用が崩壊するなかで、仕事人生が長期間になれば、転職に失敗するリスクが高くなる。

 

このように多様化する労働関係のリスクは、死亡や怪我のリスクより高いのではないか?

 

給料や家族を人質に取られて、40年以上労働のストレスに晒され続けることそのものがリスクだと言っても過言ではありません。

 

僕が言いたいのは、これらに幅広く備えるセーフティネットが必要だということです。

 

若いうちは生命保険を最低限にして、死ぬほど貯金して投資で副収入体制を構築すればよかったなと思います。

 

そのほうが、死亡するリスクに備えるよりもはるかに大事なのではないか?

 

作家の橘玲さんのベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』には、生命保険について、こう書いてあります。

 

「不幸の宝くじ」

生命保険の本質は「不幸な出来事が起きたときに当せん金が支払われる宝くじ」ですが、保険会社は「家族への愛情の証」と宣伝しています。

これは、「不幸の宝くじ」としての特徴が、「自分が死んだときに家族を守る」という純愛の物語に適しているからです。

その結果、保険は単なる金融商品であるにもかかわらず、巧みなマーケティングによって特別の地位を確保するのに成功しました。こうして多くの日本人が、必要以上の保険に加入してお金を無駄にしているのです。

 

生命保険の本質は「不幸な出来事が起きたときに当せん金が支払われる宝くじ」。

 

まさにその通りでしょうね。

 

生命保険は生計維持者の死亡に対する補償で、医療保険は病気や怪我の医療費に対する補償です。

 

生活費」そのものの補償ではないですね。

 

しかし、死亡や病気や怪我以前に、無職になって無収入になるリスクに備えるセーフティネットがありません。

 

「いや、それは雇用保険の失業手当だろ」と言われそうです。

病気で一時的に仕事が出来なくなったら、健康保険の傷病手当金もあります。

 

あることはあるんですが、受給期間などいろいろ制限があって安心できません。

 

自己都合退職は「自己責任」がつきまとい、どうしても収入が減少して生活困窮が待ち受けています。

 

「誰が見てもやむを得ない特別な事情」があって、条件をクリアしなければ、無職というだけの理由で給付を受けることはできません。

 

そういうわけで、あまり見聞きしませんが、調べてみると「就業不能保険」とか「所得補償保険」とか「収入保障保険」といった保険商品が出てきているようです。

 

働けないリスクに入院2週間から生活費をサポート。第一生命の就業不能保険|第一生命保険株式会社

 

くらすプラスZ|チューリッヒ生命

 

就業不能保険「働く人への保険3」 | ライフネット生命保険

 

就業不能保険「働く人のたより」特長|SBI生命保険

 

ケガや病気による就業不能を補償 所得補償保険

 

トータルアシストからだの保険(所得補償) | からだの保険 | 東京海上日動火災保険

 

家族をささえる保険Keep[キープ](収入保障保険)|オリックス生命保険株式会社

 

収入保障保険 じぶんと家族のお守り - 特徴 | SOMPOひまわり生命【公式サイト】

 

各生命保険や損保会社が、収入が減少するリスク、「生活費」を補償することをうたった商品を出していますね。

 

補償内容をよく読み込んだわけではありませんが、いずれも病気や怪我で働けなくなったというのが、必須になっているようです。

 

当然ですが、「とにかく今仕事してないから」といって、保険がおりるわけではなさそうですね。

 

保険の専門家ではないので分かりませんが、保険事故の給付率と保険料収入との兼ね合いで保険商品を設計するでしょうから、何でもかんでもお金が出るわけないでしょう。

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ちなみに、橘さんの『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』には、医療保険について次のように書いてあります。

 

最近は死ぬリスクよりも長生きするリスクが重視されるようになってきたため、死亡保障を減額して、医療保障を厚くする人が増えてきました。

(中略)このように考えると、日本の医療保険の本質は「所得補償保険」だということがわかります。

病気やケガで長期入院を余儀なくされれば、自営業者はたちまち仕事を失ってしまいますし、サラリーマンも会社がその間の給与を補償してくれなければ収入が途絶えて家族が路頭に迷ってしまいます。

医療保険とは、所得の減少というリスクに備える保険なのです。

 

長生きすることそのものがリスクだ。

 

「就業不能保険」とか「所得補償保険」とか「収入保障保険」があるけれども、橘さんによれば、そもそも医療保険の本質が「所得補償保険」だとおっしゃっていますね。

 

結局、「就業不能保険」も「所得補償保険」も「収入保障保険」も、医療保険の名前を変えただけだということでしょう。

 

いや、僕が言いたいのはもっと大きな意味での生活資金を補償してくれるものはないだろうか?ということです。

 

ネガティブな失業だけではなく、ポジティブな失業もあるのだ。

 

上に書いたように、減給や解雇や倒産、劣悪な労働環境によるやむを得ない失業はもちろんのこと、リンダ・グラットン教授の著書『ライフ・シフト』を引用するまでもなく、人生100年時代です。

 

人生の旅をして自分と世界を再発見する「エクスプローラー」

組織に雇われずに自分で仕事を生み出す「インディペンデント・プロデューサー」

異なる種類の活動を同時に行う「ポートフォリオ・ワーカー」

 

この3つの形態を行き来するのが、これからのライフスタイルのスタンダードになるとしましょう。

 

そしたら、必ず仕事と仕事の間が空くようになります。

ジョブホッパーが当たり前の時代になるといってもいいでしょう。

 

「いったん会社から離れて世界一周旅行して知見を広めたい」

「新しい仕事にチャレンジしたいので仕事を休んで大学院や職業訓練学校で勉強したい」

 

こういったポジティブ失業に対するセーフティネットを手厚くして、人生仕切り直しイージーモードが可能になるような仕組みを夢想します。

 

本日の記事は以上です。

 

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