こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は過労と上司のパワハラにより休職した人間です。
以前、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を最適化する人生のポートフォリオをどうするのか、ということを過去記事で考えました。
その結論は以下のようなものです。
「理想のポートフォリオ」
仕事:家庭:自由 = 20%:20%:60%
「現実のポートフォリオ」
仕事:家庭:自由 = 60%:20%:20%
復職した後も自由時間を最大に確保したいのが理想だが、現実は1日の仕事の拘束時間が無駄に長い「現実のポートフォリオ」にならざるを得ない。このミスマッチが、今後一番悩ましいところです。
因みにポートフォリオとは、金融用語で、金融商品をいくつか組み合わせてリスク分散して投資するといった意味です。
僕もここは一度リセット(損切り)して、人生のポートフォリオを組み立て直せばよいのではないかと考えるようになりました。
休職する直前は次のようにもっと酷い状態でした。
「休職直前のポートフォリオ」
仕事:家庭:自由 = 90%:5%:5%
長期間休職してしまった今となっては、もう二度と仕事に90%も突っ込まないと思っています。
人生失敗した、というときに読んでもらいたい2冊を紹介します。
『やりたいことは全部やれ!』(大前研一著)と『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』(池田千恵著)です。
大前研一さんは『やりたいことは全部やれ!』のなかで、都知事選に敗れて「傷つき、打ちのめされた」が、「何か始めてそれがうまくいかなかったら、またやりなおせばよい。パソコンでも一度電源を切ってブートアップしなおす。何度オールクリアしても、その時々に自分で納得してやっていれば、他人には若干遅れをとったとしても人生を楽しむことができる」と書いています。
人生失敗した、人生設計が破綻した。
そういうときは一度ブートアップしなおすしかない。
ポートフォリオを組み直すに当たり、「仕事、家庭、教養、財産、趣味、健康」が「人生の6本の柱」だというワタミの渡邉社長の言葉を参考にしました。6本の柱はどれが欠けても家が傾くので、均等に投資するという考え方になります。
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』の著者、池田千恵さんはこの6本柱で「自分ポートフォリオ」を考えたそうです。
僕は冒頭書いたように「仕事」「家庭」「自由」の3つでポートフォリオを考えていました。これも一つの考え方です。
もちろん、どの柱に投資するにも真っ直ぐ努力することが必要です。しかし言い換えれば、仕事には6分の1の力しか突っ込まないということです。
失敗したら、一度リセットして人生のポートフォリオを組み直してみよう。
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』は、ワークライフバランスを考える上でとても参考になります。
本日の記事は以上です。
☟『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』池田千恵(PHP文庫)