仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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【職場復帰22】「40にして惑わず」。もっと積極的に変革を起こしていいじゃないか

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

僕は糞みたいなサイコパス上司と組んで適応障害のような状態となり半年間の休職を経験した人間です。

働くことの難しさ、仕事と家庭の両立、いわゆるワークライフバランスについてずっと考えてきました。

 

過労とパワハラでキャリア的にどん底まで落ち込みました。

職場でのポジションや人間関係や信頼が全部リセットされたような感覚を味わいましたね。

 

サイコパスは他人を精神的に支配しようとしてきます。

僕の元上司は一挙手一投足を監視し、5分おき10分おきに指示してきました。

自分の数年間の仕事のやり方を僕に完全コピーさせようとしました。

ちょっとでも外れると顔を真っ赤にして激怒していましたね。

 

毎日こういうことが続くと精神的に変調をきたしてきます。

江戸時代のような過剰な滅私奉公主義。精神まで侵食してくるような束縛感。しかも感情不安定で「瞬間湯沸かし器」。

人間未満。ホント最低の糞でした。

僕はこの上司と組んで半年後に精神科に駆け込んだんですね。

 

仕事で挫折して休職、その後の休職生活の経緯は『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』にまとめました。Kindle本です。

 

精神科で診断書を書いてもらって職場に提出して病気休暇に入ったのが約2年前です。

診断書にいつまで休むのかというのを書いてもらえるんですよ。

自分で医師と相談して決めていいんです。

復帰がしんどいならまた延長して診断書を書いてもらって休めばいい。

歯を食いしばって仕事に行かなくてもいいんです。

 

僕の場合は結局半年間休んで、その後復職しました。

復職してからは1年半になります。

復職してからは有給休暇取得率が所属部署でダントツのトップです。

人事異動により部署が変わって業務内容や環境が変わってしんどいので、年休取得にさらにブーストかかってます。

多い時では毎週どこかで1日休んでますね。

 

前にも書きましたが、職場復帰していつまでが復職期間なのかなって思います。

ずっとしんどいから復職2年目でもリハビリ出勤の感覚なんですよ。

でももうずっとそれで開き直っていいのかな。

 

もう仕事に対する価値観や人生観そのものが変わってしまったのかなって思います。

自分の人生に対するパラダイムシフトが起こったんですね。

もっと積極的に変革を起こしていくべきなんじゃないのかと思っています。

 

嫁さんから「あなたは考え方が昭和だ」とか「明治・大正の男だ」みたいな言われ方をします。

振り返ってみればずっと自分の親世代の生き方がモデルでした。

社会人になってからも20代や30代の延長で40代半ばまで生きてきました。

仕事観がずっと前からの延長線上だったんですね。

 

「仕事観や人生観が昭和の価値観のままで30年以上変わってない」

これは考えてみると恐ろしいことです。

社会の中核であるはずの40代がずっと惰性で生きていたら、社会はより良く変革し発展していくはずはないですよね。

 

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孔子の『論語』に「40にして惑わず」とありますね。

 

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず(私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった)」

四十にして惑わず - 故事ことわざ辞典

 

「四十にして惑わず」とは、惰性で生きていいという意味ではない。

自らの信念に従って新たに突き進むことだ。

 

休職をきっかけとして仕事に対する価値観は変わりましたし、もっとワークライフバランスを大事にしていく。

いろいろインターネットだったりスマホだったりテクノロジーは進化してきましたがライフスタイルが昭和のままだったので、もっと大胆に変えていいんだと思います。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

「30にして立つ、40にして惑わず」と言いますが、ずっと惰性で生きない。変革を恐れない。

自分で変えると決めたら、周りがどう思おうが迷わず変革に突き進んでいいんですよね。

というわけで一生懸命年休を取って好きなことをやっていきます。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『論語孔子金谷治岩波文庫