こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
昨年から仕事が辛くなり休職しています。
かかりつけ医の診断は「不安・抑うつ状態」というものでした。
以前「不安・抑うつ状態」とは?「うつ病」と違うのか?という記事でも書いていますが、血液検査や問診の結果、うつ病の診断基準には該当しませんでした。
うつ病の診断基準とは以下のようなものです。
▶ 気持ちが落ち込む
▶ 物事に興味がない、あるいは楽しめない
▶ 集中力や注意力が衰えている
▶ 人生の敗北者だと気に病む、家族に申し訳がないと感じる
▶ 自分を責めたくなったり、自分には価値がないと思ってしまう
▶ 将来に対して悲観的な見方をしてしまう
▶ 自分の体を傷つけたり、死んだほうがいいと思ってしまう
▶ 寝られない、睡眠中に目が覚める
▶ 食欲がない
僕の場合、糞上司と組むのが我慢の限界だったという原因で、心身に上記のような異状が出る前に休職しました。
うつ病の診断基準のどれも該当なしです。「適応障害」に近いと思います。
では、休職前と休職後で心境の変化はあったのか、ということを書きます。
休職してから3か月は、ホリエモンの『多動力』を読み、仕事のことはサッパリ忘れて自分のことに関心が集中しました。休職直後は色んな肩の荷が下りて、すごく気持ちが楽でした。
それから4か月後あたりから、他の記事でもちょいちょい書いてるように、ちょっと気持ちがしんどくなってきたのですが。
休職前と休職後で違ったのは、先に書いたように仕事関係のトピックやニュースにサッパリ関心が無くなり、世の中のニュースや時事問題にも関心がサッパリ無くなったということです。
もともと新聞は取ってませんが休職前は毎日yahooニュースなど時事ネタをチェックしていました。また、昼休み時間は自家用車の車内で坂上忍の『バイキング』を毎日チェックしていました。
しかし休職後はこう言っては失礼ですが「yahooニュース」も「バイキング」も、ゴミ以下になりました。全然興味が無くなり馬鹿らしくなりました。
毎日毎日、ちょっと前は「桜を見る会」がどうの、最近は「コロナウイルス」がどうの、NHKアプリで30分おきに、コロナウイルス関連のニュースが入って来てウザイので、アンインストールしました。
最近のニュースで心を動かされたのは、アフガニスタンで活動していた中村哲医師が亡くなったことくらいです。中村医師は僕と同郷で、10年以上前からその活動をテレビやネットでフォローしていたからです。
振り返ってみると、時事ネタに無関心になったのは、仕事に「適応障害」になって休職して自分と向き合うようになったからだし、ホリエモンの『多動力』を読んで「自分のことだけ考えろ」という部分に強く影響を受けたからかもしれません。
【40代オッサン、オススメの本】
『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』梅谷薫(講談社+α新書)
内科医である著者は、メンタル不調者に全面的に寄り添い、他人を支配しようとする者は許さないという姿勢を貫いている。豊富な経験に裏打ちされた的確な言葉、表現の文章で、読むと非常に勇気づけられる。