こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
本業一本でも、土日も勉強して上司の知識と仕事量を凌駕すれば、職場で中心的なポジションを得ることができます。
僕はそれを過去に経験しています。
そういうとき上司は見事にマウントしてきません。
昨日こういうことを書きました。
しかし僕は休職を機に本業にはもう全力で取り組まないというスタンスに変えました。
そういう毎日は1年間出勤して最低限の業務をこなすのに精一杯でした。そのせいか当然ですが先日の成績評価で現上司の評価が低かったですね。
評価が低いと給料にマイナスの影響を与えます。つまり月給やボーナスが数万単位で減給ですね。
でもそこを本業にしがみついて取り戻すんじゃなくて、別の道で取り戻したいと思ってるんですね。
精神的、経済的に自立し、本業に依存しない。目指すのはそこです。
だったら「副業」という言葉に惑わされず、「副業は立派な起業だ」という意識をもつことが大事です。
本当だったら「すごい副業」の副業とは「複業」なんだと僕は確信しています。
つまり、本業にプラスして別の事業をやるということ。決して「ついで」などではなく、「複線で稼ぐ」ということです。
そう考えれば、「本業が落ち着いたら」とか、「本業の合間に」という考えはそもそも生まれてこないはず。本業が落ち着いたらやろうとか、本業の合間にやろうと思っているうちは結果は出ません。
経営コンサルタントで投資家、事業家、作家の金川顕教さんは著書『すごい副業』でこう書いています。
「本業にプラスして別の事業をやる」
「複線で稼ぐ」
ジャーナリストで現在70歳の池上彰さんはNHKからフリーランスに転向。
池上さんが民放でブレイクしたのは、50歳過ぎてからではないでしょうか。
池上さんはNHKに入社後、記者として警察担当、ロッキード事件やダグラス・グラマン事件の取材、気象災害、消費者問題、NHK特集でエイズ問題を担当、いじめや受験戦争、宮内庁担当、と「越境」を繰り返し、首都圏向けのニュースキャスター、そして職業人生最大の転機となる「週刊子どもニュース」を担当。
自著で「自分の人生は越境の人生であった」と書いていますが、望んだ越境ばかりではなかった、「受け身の越境だった」と振り返っています。
池上さんが書いているように、「とりあえずは依頼された仕事をありがたく引き受け、必死に勉強する。その積み重ねが、仕事の幅を広げた」ということが大事です。
いきなり越境ありきではなく、一つ一つの分野をまずは専門的に究めていったということですね。
池上さんは地道に下積みを重ねて今のポジションを築いているのですね。
「まずは一つ一つの専門分野を究めていく」
「本業にプラスして複線で別の事業をやる」
精神的、経済的に自立し、本業に依存しないというのは、つまりはそういうことだと思います。
本日の記事は以上です。