こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
今から約1年前、「毎日残業+土日出勤+パワハラ上司」の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。
3月中旬に復職し9か月やり過ごして2020年を締めくくりました。
正月連休明けで相変わらず仕事に行きたくないですね。
こんなとき、少しでも仕事に行くことがラクになるメンタルセットをしてから仕事に臨みたいものです。
本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』に、「パレートの法則」が登場します。
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読書にこの法則を当てはめれば、本から得られるリターンの80%は20%を読むだけで得られるといいます。
その本の著者が本当に主張したいことは、全体の2割を読めば分かる。
これはイタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートが提唱したもので、「イタリア国民全体の2割が、イタリア全体の8割の富を生み出している」という有名な法則です。不思議なことに、この法則は、あらゆることに当てはまります。
たとえば、ある会社に社員が100人いたとします。彼らの働きぶりを分析してみると、そのうち本当に優秀なのは、なんと100人中20人だけ。彼らが売上の8割を稼ぎ出すのです。
また、あるお店の売上が100だとしたら、売上の80%を占めているのは、全体のわずか20%のお客さんの消費によるものだそうです。
「80対20の法則」が当てはまるのはそれだけではありません。
たとえば、ある仕事をする場合、その仕事を終わらせるのにかかる時間のうち、2割の時間で成果の8割を得ることができると言われています。
仕事を10割頑張って仕上げて得られる成果が10割とする。
それよりも全体の2割のポイントだけ押さえて体裁を整えたら、8割が終わったのと同じ。
それなら2割の力だけ使ったほうがはるかに生産性が高いですよね。
また、会社で成果の8割を生み出しているのは、本当に優秀な2割の社員です。
あなたは何としても頑張って努力して、その2割の社員に加わりたいと思いますか?
2割の社員に入って出世したいと思いますか?
どんなに頑張っても本当に優秀な人にはかなわないし、大部分の8割の人は、全体の2割分の仕事しかしていないのです。
それなら、そんなに頑張らなくてもいいではないですか。
「全員が必死に努力して成果を出さないとダメだ」とハッパをかけようとする糞上司は、パレートの法則を知らないですね。
「80対20の法則」から逃れられないし、大部分の仕事しない8割がいるからこそ、組織として上手く回っていると言っていいのだと思います。
本日の記事は以上です。