仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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うつ病などの精神疾患で仕事を休んだ地方公務員が20年で5倍に。なにも特異なことではない

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

また糞みたいな月曜日になりましたね。

糞みたいな一週間が始まります。

 

進歩がない7日間がひたすら繰り返される虚無感。

オッサンになると、進歩じゃなくて自ら変化を生み出していかないといけないのかもしれません。

 

僕は糞みたいなサイコパス上司と組んで適応障害のような状態となり半年間の休職を経験した人間です。

その後復職してもうすぐ2年になりますが、ずっと仕事がしんどい。

特に月曜日の朝がしんどい。

 

お願いだから面倒なことを振ってこないで欲しい。

1日8時間、息を殺して何もないことを祈る毎日。

若いころはこんなんじゃなかったのに。

中年になって仕事がこんなにしんどくなるとは。

もしかして更年期か?

 

若手でバリバリ仕事をこなしている皆さん。

どうか仕事してないように見えるオッサンを責めないで欲しい。

僕も若いころはバリバリやってたんです。

中年になると環境や心身の変化がこたえるんです。

 

さて「精神疾患で仕事休む地方公務員が増加 対策取りまとめへ」というNHKのニュース。

 

精神疾患で仕事休む地方公務員が増加 対策取りまとめへ!(令和3年8月2日.NHKnews)

 

うつ病などの精神疾患で仕事を休んだ地方公務員は、一部の自治体を抽出して総務省などが調べたところ、1999年度は10万人当たり327人でしたが、2019年度は1643人で、この20年で5倍に増えているということです。

こうした状況を受けて総務省は、全国すべての都道府県と市区町村を対象に初めて、精神疾患と仕事に関する実態調査を進めています。

 

僕は公務員に近い公益系一般事務職なんです。

このニュースは地方公務員を取り上げていますが、どの職種にもあてはまる事態ですよ。

 

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【Photo:NHK

 

このニュースのメッセージは何か?

 

日本の社会が成長期を過ぎて停滞期となり、労働環境に変化が必要な時期にきているんですね。

しかし社会は刻々と変化しているのに仕事のスタイルが30年くらい変わってない。

 

いや、微妙な変化は緩やかに来ているかもしれませんよ。

でも仕事してて成果が見えない。

会社も成長が止まり閉塞感に包まれている。

 

『クラッシャー上司』の著者、松崎一葉さんは、若い社員の意識が変化してきたから、だけでなく、ベテラン層も会社にエンゲージ(貢献意識を持つこと)できなくなっているのだと言ってるんですね。

 

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うつ病などの精神疾患で仕事を休む」というのは、増えて当然のことなんですね。

なにも特異なことではないんです。

 

日本人は糞真面目だから、ドイツ人みたいに長期休暇を取る習慣がないんですね。

だからなかには本当にうつ病で苦しんでいる人もいるかもしれませんが、長期休暇を取って心身の疲労を休めるには精神疾患を理由にするしかないんですよ。

日本社会が踊り場に来ているから、踊り場で休みたい人が少々増えている。

当たり前じゃないですか。

 

「実態調査を進めて、その結果を踏まえて今年度中に対策を取りまとめる方針」と言っていますが、何の対策なんでしょうか?

 

まさか「仕事を休ませない対策」ではないでしょうね?

もしそうだったら余りにも認識不足。バカも休み休み言えって感じですね。

滅私奉公の時代はとっくに終わっているのです。

 

堂々と長期のリフレッシュ休暇を取れるよう、そういった観点からの実態調査と方針の取りまとめをお願いしたいところです。

 

本日の記事は以上です。

 

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 ☟『クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち』松崎一葉(PHP新書)