こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は一昨年仕事で疲弊して精神科に駆け込んで半年間休職した経験がある人間です。
そのときはずっと家にいたので、少し家事育児を手伝うことができました。
休職中にはてなブログを始めて家事育児を考える記事もいくつか書いたんです。
仕事と家事育児は完全にホリエモンの言うトレードオフで、仕事労働時間が長くなると家事育児労働時間は短くなるのだという考えです。
職場復帰して1年以上経ちましたが先日テレ朝の『しくじり先生 俺みたいになるな』という番組で、放送作家で元芸人、夫は2丁拳銃の川谷修士という野々村友紀子さんが出ていてすごい面白かったんですよ。
この放送で野々村さんはいったい女性がどのくらい家事育児労働をおこなっているかリストにしてみたというんですね。
その数、160ないし220くらいだったと記憶しています。
日テレの番組にも出演されてますね。
僕らはなんとなく夫婦の家事分担について、1:9とか3:7とか4:6とかぐらいかな。と考えますよね。
それが夫婦間の誤解のもとだったんですね。
野々村さんの家事リスト約200くらいのなかで実際に夫が何項目やっているか?
これをチェックしてみると面白そうですね。
野々村さんの本もあります。
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僕の妻が言うには、僕のような40代男性、団塊ジュニア世代は、家事育児をやる父親というモデルがいない。「家事育児に参加すべし」と要請される初めての世代ではないか、と。
確かに僕の親世代は、父親は外で1日中働いて、母親が家事育児を一手に引き受けるのが当たり前でしたから。
男性が家事や育児に参加することが時代の要請であることはよく分かりますが、妻が言うように「モデル」がいないのです。
もう一つ、男性が家事育児に協力的ではないという前にやるべきことがあります。
僕は物事の順番として、3つあると思います。
ワーク・ライフバランス社の小室淑恵さんも言っています。
まず最初に、「男性の長時間労働の縮減」。
次に、「男性が空いた時間で家事育児を分担」。
最後に、「負担を軽減された妻がパートやアルバイト、あるいは職場復帰」。
絶対この順番じゃないと何言ってもダメだと思うんですよ。
女性の育児負担や家事労働の問題を解決するのに、女性の立場から、男性の長時間労働の是正の必要性を訴えたのは、後にも先にも小室さんだけでしょう。
団塊ジュニア世代は子育てと親の介護いわゆる「ダブルケア」の問題に直面します。
今後ますます仕事に時間をさけなくなるんですね。
ですから、まず国全体あげて「男性の長時間労働の縮減」をやるべきなんですよ。
男性諸氏は野々村さんの「家事リスト」を何項目できているかチェックしてみましょう。
本日の記事は以上です。