仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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自民党「選択的週休3日制」提言。国は確実に働き方改革の議論を前に進めている

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

長時間労働から脱却しないといけません。

僕はサラリーマン勤めで疲弊して休職を経験。

 

職場復帰はしたものの、1日8時間、週40時間勤務という縛り自体がもはや長時間労働だということをたびたび書いてきました。

 

ヤフー株式会社CSO安宅和人さんは、落合陽一さんの著書『日本進化論』のなかで「日本は弱者を酷使して経済を回している」と書いています。

 

ライフネット生命創業者で、立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんも「これまでの長時間労働の工場モデルはGDPで4分の1を切っている」と言っています。

 

つまり、働けば働くほど成果が上がるという古い労働モデルのままの日本はGDP労働生産性も欧米に比べてジリ貧だと言っています。

 

www.youtube.com

 

各メディアは、自民党の一億総活躍推進本部会議で「選択的週休3日制」の提言を取りまとめて政府に提出する方針だと報じています。

 

www.news24.jp

www.nikkei.com

 

「一億総活躍社会の実現」と「働き方改革」は安倍政権からの目玉政策です。

欧州並みの労働時間、余暇時間、そして労働生産性向上や経済成長率を実現するという、政府の意気込みを感じます。

 

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決して今の新型コロナウイルス感染拡大防止が目的ではなく、まして業績が悪化した企業を救済するために非正規労働者を切り捨てたり賃下げするのが目的ではないんです。

 

これは絶対言っておかないといけないし、マスメディアもそこはくれぐれも誤解を与えないように報じていただきたいですね。

 

ここでおさらいしたいのですが、2016年9月に政府は「働き方改革実現会議」を立ち上げ、議論をスタートさせました。

そこでは、9つの改革テーマが設定されました。

 

(1)同一労働同一賃金など非正規の待遇改善

(2)賃上げと労働生産性の向上

(3)長時間労働の是正

(4)転職・再就職支援。格差を固定させない教育

(5)テレワーク、兼業・副業など柔軟な働き方

(6)働き方に中立な社会保障制度、税制。女性・若者の活躍

(7)高齢者の就業促進

(8)病気の治療、子育て・介護と仕事の両立

(9)外国人受け入れの問題

 

今回自民党の一億総活躍推進本部が提案した「選択的週休3日制」は、(2)(3)(5)(8)などを具体化したものですね。

政府は確実に議論を前に進めています。

 

ホリエモンがいろんな著書で言っていますが、「もう人間は働かなくていい」「好きなことだけやればいい」ということが、夢物語ではなくなってきました。

あとはベーシックインカムを議論してもらいたいものです。

 

本日の記事は以上です。

 

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