仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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アメリカ型のコミュニティ細分化社会では「インフルエンサー」「オピニオンリーダー」の存在が重要になってくる

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

麻生太郎財務相が「後世の借金をさらに増やすのか」と発言し、一律10万円再支給を否定した件について。

 

新聞、書籍、雑誌、ネットのポータルサイト、ニュースサイト、TwitterやLINE、テレビ番組、TVerYouTube、Voicy。

情報収集チャンネルが多岐になり過ぎると、返って視野狭窄に陥るということを先日書きました。

 

政府は生活困窮者支援や事業継続支援について、きめ細かく財政出動しているということを理解していなかった。

新聞を丁寧に読んだり、国会中継を見たり、官庁のホームページとかをチェックしていれば、政府は政府としてやるべきことをやっていると分かった。

そこが僕には盲点でした。 

 

昨日も落合陽一さんの『超AI時代の生存戦略』から引用しましたが、もう一度書いておきます。

 

昔はマスプロダクトとマスメディアに乗っかっていれば政治の大枠から外されることはありませんでした。

しかし最近は価値観が多様化し、情報メディアが多様化し、スモールビジネスになり、日本でもコミュニティがマイノリティ化している。

アメリカだったら多民族国家ステークホルダーのジャンルが多いから、取りこぼされないようマイノリティが声を上げないといけないし、政治に熱狂的になる。

コミュニティが細分化し一人一人がマイノリティになってくると、アメリカのように今まで以上に政治に関心を持たないと、取りこぼされて生存に関わってくる。

 

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麻生氏の発言について元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「麻生さんの発言なんですけど、確かに言い方が悪いというのはその通りだと思います」とし、「でも一律に給付するというのを否定しているだけであって、困っている人を助けることまで否定しているわけではない」と見解を示した。

経済支援については「シングルマザーへの支援金や教育費などのサポートなどもやっている」と説明し、「一律に僕みたいな人間にまで10万円を配るというのは反対です。言い方は悪いのはその通りだけど、困っている人に対する支援策まで否定しているわけではない」と話した。(スポーツ報知)

 

麻生さん、二階さんが80代。菅総理が70代。

長老政治はちょっといかがなものかと思いますが、高齢の菅さんの上に麻生さんや二階さんがいて重しになっているのがもっと良くない。

長老政治なうえに、今どき必須の情報発信力が著しく低い。

 

さっきの落合さんの見解のように、 価値観が多様化し、情報メディアが多様化し、スモールビジネスになり、コミュニティが細分化し、一人一人がマイノリティになってくる。

そうなると、もうアメリカ型の政治になっていかざるを得ないですね。

 

現代ではインフルエンサーが台頭してきています。

 

インフルエンサーとは、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。

その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサーマーケティングSNSマーケティング)と呼んでいる。

従来の有名人やタレントといった知名度があって多数のフォロワー数を持つインフルエンサーと比べ、フォロワーが相対的に少なく万単位に満たない場合は『マイクロインフルエンサー』と呼ばれる(Wikipedia

 

昔は「オピニオンリーダー」という言葉がありました。

特定の分野、地域社会、あるいは社会全体において、それが当面する重要な問題を喚起し、人々の意見形成に影響を与え、世論を動かす人物(著名な評論家や専門家など)のことをいいます。

 

さっきの橋下さんのような人が「オピニオンリーダー」でしょうね。

橋下さんのように発言力があり、若者にも影響力がある人物の存在はこれからとても重要ではないか。

 

いろんな情報メディアをつなぎ、利害関係者やコミュニティリーダーをつなぎ、政治の情報を分かりやすく伝える人の発言が重要ですね。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『超AI時代の生存戦略』落合陽一(大和書房)