仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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経済優先かコロナ感染防止優先かという二択になるとなかなか建設的な議論にならない

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

僕は新型コロナウイルス感染者が非常に少ない地方に居住しています。

本業に復帰して家と職場の往復生活を送っていて、基本的に職場では必要な時以外しゃべりません。

また会食にも行きません。

 

ですから、地方にも市中感染が蔓延しない限り、コロナの話は正直他人事なのですが、いくつか気になるネットニュース記事があったのでこのことについて書きます。

 

hochi.news

 

森永卓郎さんが小池知事の出勤者7割削減案を受けて「東京の電車を全部止めるくらいの覚悟がないとダメだ」と発言したら、yahoo!ニュースのコメント欄にボロクソに書かれて炎上していました。

 

「電車を止めたら、どんなに経済が大変なことになるか経済アナリストなんだからちゃんと説明しろ」「電車止めたら医療従事者も仕事できなくなる」といった内容。

ほぼ10割批判的なコメントでした。

 

yahoo!ニュースのコメント欄はもともとこういう荒れた感じだというのは知っていたのですが、僕はモリタクさんが好きなので、こんなに嫌いな人がたくさんいるんだという感じです。

ただモリタクさんを叩くのは筋ではなくて、出勤者7割削減案を提起した小池知事を批判するのが筋ではないかと。

 

もう一つのニュースです。

菅総理が外国人入国制限に踏み切れなかったことに対して著名人が批判しています。

 

www.daily.co.jp

www.daily.co.jp

 

竹田恒泰さんや高須院長は、外国人の新規入国を止めないことに不満をあらわにしています。

 

さっきのモリタクさんの話でいくと、「東京の電車を止めると経済や医療が回らなくなって大変なことになるではないか」と批判が出たのと同じ理屈で、「外国人の入国を止めるとビジネスが回らなくなって大変なことになる」という意見がありそうですね。

 

竹田恒泰さんや高須院長はボロクソに叩かれてもおかしくないと思ったのですが、そうではなかった。

竹田恒泰さんや高須院長に同調するコメントが多かったんですね。

中国や韓国などの外国人が嫌いな人がたくさん同意コメントを書いているんでしょうね。 

 

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結局、ロックダウンしてでもコロナ感染を食い止めるのか、経済活動をストップするのはリスクが高すぎるので経済優先で行くのかという、ちょっと極端かもしれませんが二択を迫られた場合、世論はどっちを取るんでしょうか?

 

origin.daily.co.jp

 

入国制限の議論については、元自衛官自民党佐藤正久参議院議員が「理由の一つが技能実習生」と言っていて、ホリエモンがこれを引用し「低賃金労働者移民を前提にした産業が日本には沢山ある」と指摘している。これが真相かもしれない。

 

出勤者を7割止めるとか外国人の入国を止めるとかの議論があり、コロナ感染抑止優先か経済優先かという二択の議論があるが、この二択になるとなかなか建設的な議論にならない。

 

とにかく短期的な課題は医療提供体制の崩壊を防ぐことであり、中長期的には産業構造や労働環境や働き方の歪みを柔軟に変えていくしかないんじゃないでしょうかね。

 

本日の記事は以上です。

 

 ☟『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』西浦博(中央公論新社