仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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長崎県警のパワハラ自殺に、やり場のない怒りを感じる。背景に「バブル脳」があるのではないか?

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

本業のサラリーマンに復職して8か月が経ちました。

仕事が回らなくなって挫折して休職しました。

 

パワハラというと若手がオッサン上司に受けるイメージですが、僕は40代オッサンで、50代上司からパワハラを受けてメンタル的に疲弊して仕事休みました。

 

 

オッサンがパワハラを受けるというと違和感を感じられる方もいるかもしれません。

しかし、自分が40代だから目につくのかもしれませんが、40代でパワハラ被害にあうという事例がしばしば見られます。

 

www.nishinippon.co.jp

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長崎県警佐世保署のパワハラ事件です。

当時41歳の男性警部補が、上司から嫌がらせを受けたとする遺書を残して10月に自殺した問題で、県警は11日、交通課長の男性警部(50歳代)のパワーハラスメント行為を認定し、戒告の懲戒処分にしました。

 

緊張を強いられる職務、長時間勤務や不規則労働、これに上司の執拗なパワハラが重なると、相当な精神的プレッシャーとなり、重大事件に発展します。

 

部下にとって、上司との信頼関係や上司の評価は絶対的なものです。

それが根底から崩れると、簡単に自己肯定感を失って限界を超えてしまいます。

 

県警側は「指導の一環だった」「ハラスメント行為だけが自殺につながったとはいえない」として、戒告という簡単な処分で済ませてしまっています。

 

これじゃあダメですね。

 

一人ではなく複数の上司からのパワーハラスメントであり、これが毎週続いていたというのですから、極めて執拗で悪質なものだと認めなくてはいけません。

 

被害者の方が同世代なので、何ともやり場のない怒りを感じます。

 

 

すべてがそうとは言いませんが、50代以上はバブル世代だから社会は右肩上がりで、実は就職から何から苦労を経験していない人も多いんです。

普通にやってれば成果が右肩上がりの世代でした。

 

それに比べて40代以降の世代は、バブル崩壊後の右肩下がりの時代を生きてきました。

 

trrymtorrson.hatenablog.com

 

パワハラをしたこの50代の男性警部は、頭のなかがバブルで、仕事の成果が右肩上がりに湧いてくると考えていたのではないか?

 

50代以上にパワハラ事案が多いのは、自分が大して苦労せずとも業績が上がっていた経験があり、その感覚が抜けてないからです。

 

言い換えれば、バブル脳の人間は成果が上がらない理由を部下の能力のせいにしているんですよ。

 

繰り返しますが、一般論で言っているのではありません。

50代以上で立派な方はいらっしゃいますので。

 

しかし、一部に右肩下がりの時代を理解してない「バブル脳」がいて、こういったパワハラ事案などが表面に出てくると思うのですね。

 

本日の記事は以上です。