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女の理想は「トリプルシックス」少子化の本当の原因はハイパーガミー?

こんにちは、50代オッサンtrrymtorrsonです。

 

わが国では深刻な少子高齢化問題が進行しています。

 

2024年の日本の出生数は68万6061人で、統計開始以来初めて70万人を下回りました。これは前年より約4万人減少しており、少子化が急速に進行しています。

 

2024年の合計特殊出生率は過去最低の1.15を記録しました。この指標は、1人の女性が生涯に産む子どもの平均数を示し、人口維持に必要な2.1を大きく下回っています。

 

少子化の原因については、子育て費用の増加や賃金の停滞といった経済的要因と、非婚化や晩婚化が進み、結婚している女性の出生率も低下しているといった社会的要因の2つが指摘されています。

 

実際のところどうなのか?

 

いま橘玲さんの『裏道を行け』という本を読んでいて、この問題について考えさせられることを書いておられます。

 

ちょっと長くなりますが引用します。

 

女の理想は「トリプルシックス」

ハイパーガミーは上昇婚のことで、身分の低い女が上流階級の男と結婚する「玉の輿」 が典型だが、身分のちがいがなくなった現代社会では、自分よりも学歴、収入、社会的地位の高い相手に魅かれることをいう。

洋の東西を問わず、女性には強いハイパーガミーの傾向があることが知られている。アメリカでは、女性は男性の約2倍、相手に経済的な余裕があることを重視している。日本でも、20代で年収600万円以上の男性はほぼ全員に交際経験があるが、年収200万円未満では半分程度だ。

欧米の婚活サイトのデータを分析すると、女性が自分より高い学歴の男性を好む傾向がはっきりわかる。女性が修士号をもつ男性のプロフィールに「いいね!」を押す割合は、 学士号の男性より91% (約2倍)も多いのだ。

ここで問題なのは、アメリカでは1990年代以降、大学進学率と大学修了率の両方で女性が男性を上回っていることだ。1960年には、4年制大学を卒業した女性1人に対して男性は1.6人だった。2003年にはこれが逆転して、男性の大学卒業者1人に対して女性が1.35人になった。13年には、25~29歳の女性の37%が学士号以上を、12% が大学院や専門職の学位を取得しているのに対し、同年代の男性は30%と8%で、その結果、20代では女性の平均収入が男性を上回った。

女性の社会的地位がこれまで低かったことを思えば素晴らしいことだが、ハイパーガミーの傾向と組み合わせると事態は不穏な様相を帯びることになる。女性が社会的・経済的に成功すればするほど、(自分よりも「上位」の男性が少なくなるので)選択できる相手が少なくなるのだ。 

 

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「ハイパーガミー」とは、英語で「hypergamy」と書きます。

インド亜大陸サンスクリット語の 「アヌロマ(高位結婚)」 と 「プラティロマ(低位結婚)」 が記述されていた古典的なヒンドゥー教法律書を19世紀に翻訳した際に造語された。(Wikipedia

 

意味は橘さんが書いているとおりで、身分の低い女が上流階級の男と結婚する「玉の輿」 「上昇婚」のことです。

 

『裏道を行け』からの引用を続けます。

 

事態を困難にするのは、「仕事で成功している女性ほど、成功している男性を強く好む」 ことだ。この傾向はアメリカだけでなく、イギリス、スペイン、セルビア、ヨルダンなどでも確認されており、宗教や文化に関係なく世界じゅうで広く見られる。

イギリスで行なわれた研究では、女性のIQが16ポイント上がるごとに、結婚の可能性は40%低下した。一方、男性の場合は、IQが16ポイント上がるごとに、結婚の可能性が 35%上昇した(IQ16ポイントは偏差値10に相当する)。

アメリカでは2012年、大学教育を受けた未婚の若年女性100人に対して、学士以上の若年男性は88人しかいなかった(大学院卒では女性100人に対し男性77人)。この傾向が続くと、2020年から39年の間に、同等の高等教育を受けた男性のパートナーがいない女性は、なんと4510万人になると予想されている。

アメリカでは、理想の男は「トリプルシックス」と呼ばれる。身長6フィート(約183 センチ)以上、収入6桁(10万ドル≒1100万円)以上で、腹筋が6つに割れているのが選ばれる基準だ。ところが34人の高学歴女性に対し、ハイパーガミーを満足させる「トリプルシックス」の男は1人しかいない。逆にいうと、(男女同数として) 97%の男は恋愛の選択肢から外されている。――ちなみに"666"は「悪魔の数」でもある。

婚活サイトのビッグデータの分析では、魅力度が下位80%の男は下位22%の女を奪い合い、上位78%の女は上位20%の男に集まっていた。その結果、30歳以下のアメリカの男性がセックスレスを報告する割合は、2008年の8%から18年の28%へと3.5倍になったという。 

徹底的に自由化された現代の恋愛市場では、少数の成功した男が多くの女に望まれる一方で、多くの男が性愛から排除されてしまうのだ。

 

女性が「玉の輿」を望むのは当然の話かと思いますが、こうやってデータで見ると、ハッとさせられます。

 

少子化の原因は、「若年世帯の経済的要因(可処分所得の低下)」とよく説明されます。

僕もそう思っていました。

だから、少子化は政策の失敗、政府の無策が原因だと。

 

しかし考えてみると、少子化の本当の原因はハイパーガミーなのではないか?

 

米国での事例で明らかなように、大学進学率と大学修了率の両方で女性が男性を上回るほどであれば、女性の高所得者が増えて、必然的に結婚できる男性が少なくなるのだ。

 

日本での少子化問題について、女性側からの意見として経済的要因を挙げる人が多い気がします。

しかし、「女性が社会的・経済的に成功すればするほど、(自分よりも「上位」の男性が少なくなるので)選択できる相手が少なくなる」ことを原因に挙げている人を見たことがありません。

 

いや、結局はハイパーガミーも経済的要因と同じようなものなんですが。

 

ところで、米国やそれ以外の国でも女性の社会的地位が高くなれば、どこの国でも少子化傾向が強くなるはずです。

 

2023年の米国の出生数は360万人で、44年ぶりの低水準となりました。前年から2%減少しており、少子化傾向が続いています。

 

また、米国の合計特殊出生率は2023年時点で1.6でした。これも人口維持に必要な2.1を下回っています。

 

日本と米国はともに少子化が進んでいますが、日本の状況はより深刻です。

日本は出生率が1.15と米国より低く、人口減少が急速に進行しています。

 

これは、米国女性より日本女性のほうが、ハイパーガミー志向、トリプルシックス志向が強いことの現れかもしれません。

 

本日の記事は以上です。

 

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