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意味のないPTA活動は廃止しては?日本PTA全国協議会も不要だ

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

先日PTA活動のことを書きました。

 

ウチは田舎で子どもの数が少ないので、子供会やPTAの役がすぐ回ってきます。

上の娘が小学校の時からしばしば地域や学校の役員にさせられ、今度は上の娘が間もなく中学校に上がるタイミングで今度は中学校区における地区代表委員もやらされることになりました。

実際に動くのは妻が大半ですが。

 

はっきり言って一切やりたくないです。

中学校の運営なんて全然関心がありません。

先生方にお任せで全然構いません。

 

それなのになぜ中学校に入学する前からさっそく役が回ってきて有無を言わさず強制されるのか。

 

何だか目的があいまいなことを、「昔からやってきたから」という理由だけでなんとなく同調圧力でやらされてしまう日本人。

おかしいことをおかしいと言わず時代に合わせて柔軟に変えていこうとしない日本人。

人の善意に頼って無償の奉仕とタダ働きを強いて、それを正しいことだと勘違いしている日本人。

 

PTA活動の問題は、こういった日本社会の問題の縮図でもあります。

 

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子どものことで考え、悩むことは山ほどあります。

PTAが解決すべき課題は山ほどあります。

 

▶子どもの学校生活はうまくいっているか

▶授業についていけているか

▶苦手科目をどう克服するか

▶友人関係はどうか

▶いじめや引きこもりや不登校や非行に関すること

性教育や犯罪教育など

スマホやPC、デジタルデバイスとの関わり方

▶子どもの発達や健康に関すること

▶校内や登下校時における安全管理

▶各家庭における経済的な問題

▶片親や貧困家庭やヤングケアラーなど家庭環境の問題

▶子どもの食生活のこと

▶共働き世帯における子どもの見守り

▶学童の運営

子ども食堂の運営

▶学校外の遊びや学びの環境

▶塾や習い事に関する情報

▶スポーツクラブ活動や文化系クラブ活動のこと

▶今後の進学に関すること

 

ちょっと考えただけでも、こんなに考えるべきことはあります。

 

しかし、毎年行っているPTAの活動を見ていると、これらの問題に正面から真面目に向き合っているとは思えません。

逆に、難しい問題には関わりたくないという雰囲気すら感じます。

普段のPTA活動では、これらの課題を見事に全部スルーしているんですね。

 

ただただPTAの役員決めが苦痛なだけ。

多くの保護者はPTA活動に意義を見出せないから、やりたがらないし消極的なんですよ。

 

まあ、これらの課題に真面目に取り組もうとして、役員になったりすると世話が大変ですよ。

また、PTAがこれらの問題に関わって、実際に解決できるとは思いません。

でも、思いを吐き出したり情報交換する場を作ることはできるはずです。

 

こういったことについてはPTAではなく、お母さん同士がLINEグループで情報交換してしまえば済む話かもしれない。

そうなら、もうPTAは必要ない。

PTAが保護者同士の親睦を深める場だと割りきってしまえば、やりたい人だけやればよい。

 

各学校のPTA活動には、その上位団体の意向が大きな影響力を及ぼしています。

それが、「市P連(市PTA連合会)」「県P連都道府県PTA連合会)」、そして「日本PTA全国協議会」です。

 

これだけ強固で歴史のある組織的活動をおこなっているのに、現代社会の子どもの生活や教育に関する問題の解決に寄与しているとは思えない。

ほとんど形骸化しているといって差し支えない。

いったいどうなっているのか?

これらの上部組織のあり方に根本的な問題があると思えてなりません。

 

本日の記事は以上です。