こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は一昨年50代半ばのサイコパスのような糞上司と組んで適応障害のような状態となり半年間休職した人間です。
それをきっかけに仕事に行くのがしんどくなった。
ホントに仕事がつまらなくなりました。
メンヘラのイカれた上司。
メンヘラのクソクレーマー客。
延々と繰り返される週5日勤務の無間地獄。
これまで過去20年間大して疑問に思わなかったサラリーマンの仕事が、休職をきっかけに途端に嫌になった。
今の仕事辞めて転職したらどうかとさえ思うようになりました。
いろいろ情報収集してみて、北野唯我さんの『転職の思考法』などの本を読んでみたりもしました。
狭かった視野が広がった気がしました。
40代半ばの僕が3人の子育てと住宅ローンを抱えて今の仕事を辞めて転職することは、極めてリスクの高いことだと知りました。
ほとんど不可能に近い・・。
それを考えれば今の仕事を続けた方がまだマシ。
人生100年時代。
新たな人生のカタチはないのか?
新たな労働のカタチはないのか?
『まんがでわかるLIFE SHIFT(ライフシフト)』なんかも読んでみましたね。
この本では、次のような知見を得ることができました。
▶教育・仕事・引退の3ステージの生き方は終焉を迎え、仕事・学び・遊びを通じて選択肢を広げ、柔軟に人生を組み立てていくマルチステージの生き方に移行する。これが「ライフ・シフト」
▶マルチステージを生きるために必要なのが「無形資産」。無形資産とは①生産性資産(仕事に役立つ知識やスキル)②活力資産(健康や良好な家族・友人関係)③変身資産(変化に応じて自分を変えていく力)
▶マルチステージを生きていくための3つの形態①エクスプローラー(人生の旅をして自分と世界を再発見する人)②インディペンデント・プロデューサー(組織に雇われずに自分で仕事を生み出す人)③ポートフォリオ・ワーカー(異なる種類の活動を同時に行う人)
新たな人生のカタチ。
新たな労働のカタチ。
そんなことを考えていたら、次のような言葉を目にしました。
「協同労働」
「共同」ではありません。
「協働」でもないですね。
「協同」です。
働くみんなでお金を出資して、事業を立ち上げ、みんなで経営方針を話し合っていく「協同労働」という働き方が注目されている。コロナ禍で職を失っていた若者は、協同労働で自分にあった職に出会い、労働意欲や将来への希望を手に入れた。世界では、タクシー運転手や、ホームクリーニング業の人々、フリー演奏家などさまざまな職種で協同労働を始める動きが起きている。「協同労働」は、コロナ禍で閉塞した社会を切り開く手がかりとなるのか?可能性を探る。
対等な関係。
みんなで相談してやる。みんなで協力してやる。
ここで働けて良かった。
協同労働の仕組みで赤字事業を黒字にし、正社員のときと同じくらいの給料になった。
下図は協同労働の働き方のイメージですね。
【日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会より】
協同労働とは | 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
協同労働とは、全員が出資者であり、全員が経営者であるということ。
上のクロ現で明治大学の先生が言うように、僕らが抱える問題は「働く意味の空洞化」です。
そういう状況の中で自分たちで出資して、みんなで話し合って、そして経営に主体的に関わるような協同労働がまさに、社会に役に立ついい仕事をしたいと思っている人たちの感性をつかみました。
2020年に「労働者協同組合法」という法律が成立しました。
法制化により社会的な制度環境も整えられつつあります。
いまの働き方がしんどいという思いに囚われている。
もしそうなら新しい働き方のカタチとして「協同労働」という仕組みを考えてみる価値はありそうですね。
本日の記事は以上です。