こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
2021年9月8日現在、ピークアウトしたかと思われるものの、コロナ感染者の増加で日本は苦境に立たされています。
世界的に見てもコロナ危機が収束するのは当分先になりそうですね。
そうしたなか、日本人の経済的な暮らしぶりの負の側面が際立ってきたように思われますね。
日本人はデフレで物価が上がらず低賃金にあえぎ、ネット上でも「貧しい国日本」をテーマにする記事が増えてきました。
コロナ禍だから大江さんの言うような「日本は安すぎる」というイメージが際立ってきたんだと思います。
コロナ禍の直前の2019年までは、いわゆるインバウンドといわれる訪日外国人旅行客の消費が7年連続で過去最高を更新して活況を呈していましたから。
【出典:やまとごころ.jp、日本政府観光局】
コロナ禍のせいで、期待されていた外国人観光客の「爆買い」が激減してしまったんですよね。
さっきも書いたように、コロナのせいで外国人の自由な往来が可能になるのは当分先になりますよね。
国内ではやはりデフレで物価は上がらず設備投資は進まず、ますます低賃金の負のスパイラル状態。
そうすると、日本経済はどうやって立ち直ればいいんでしょうか?
輸出はどうでしょうか?
日経新聞の記事では2021年上半期で見るとコロナ前の水準に回復しているらしいんですよ。
記事によれば、経済回復で先行する米国や中国向けが堅調らしいです。
米国向けは自動車と自動車部品。
中国向けは半導体などの製造装置。
これらが大きく伸びて全体をけん引しているとのこと。
光明が見えましたね。
ウィズコロナで人の往来は当面期待できないので、今後日本人が生き残っていくためには、安くて高品質なモノを海外に売りまくってはどうでしょうか。
家電、カメラ、PC、玩具、TV、ゲーム、食品、酒、マンガ、音楽、エンタメコンテンツ、楽器、日用雑貨、コスメ、衛生用品、医薬品・・・
売れそうなモノが大量にあるではありませんか。
「安い国ニッポン」で突き進むなら、大量生産・大量輸出でもう一度強い日本を取り戻しましょう。
ところで、冨山和彦さんと田原総一朗さんの本、面白そうなので読んでみたいです。
本日の記事は以上です。
☟『新L型経済 コロナ後の日本を立て直す』冨山和彦、田原総一朗(角川新書)