40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

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平成の回顧録的観点からメタルの名盤を振り返る⑲1998年リリースThe Haunted『The Haunted』

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

 仕事人間でしたがきっつい上司に潰され、5か月以上休職したのち復職しました。

 

 休職期間中は仕事のことを一切忘れて、デスメタルTシャツを着込んで、デスメタルを聴きながら療養していたんですよ。

 

 さて休職して自分と向き合う時間ができたので平成の振り返りをしたいんですが、僕にとって平成の30年間(から令和の現在まで)ほぼどっぷりヘヴィメタルを聴いて過ごしてきたんですね。

 そこで平成の回顧録的観点から、もはやクラシックだが色褪せないヘヴィメタルの名盤を紹介します。

 歴史は風化したり断絶したりしますが、優れた作品を聴いた時の衝撃は鮮烈に思い出されます。

 

 第19回目はスウェーデンのThe Haunted(ザ・ホーンテッド)の1枚目のフルアルバム「The Haunted」です。

 The Hauntedは1998年リリースで、1998年は平成10年になります。平成10年は僕が24歳でした。

 

■1998年の日本(wikipediaより)

新進党の6分裂や民主党の躍進、公明党の再発足、自社さ連立政権の終焉により政界勢力図が大きく変動した◆前年に続き、日本長期信用銀行日本債券信用銀行など、大手企業や銀行の倒産が相次いだ◆日本の年間自殺者数(警察庁発表データによる)が前年より8000人以上増加して3万人を超える。中でも、50代の自殺が急増している◆CD生産枚数が合計で約4億5717万枚と国内史上最高を記録し、CDバブル絶頂期となる◆同じく日本国内でのセルビデオソフトのうち、ビデオカセットでの売上金額が約2121億円、売上本数が約5232万本と国内史上最高を記録する◆日本でiMac発売◆和歌山毒物カレー事件

◆ベストセラー:五木寛之大河の一滴』リチャード・カールソン『小さいことにくよくよするな!』郷ひろみ『ダディ』鈴木光司『ループ』さくらももこももこの話小林よしのり『新ゴーマニズム宣言スペシャ戦争論浅田次郎鉄道員(ぽっぽや)』◆映画:『HANA-BI』『G.I.ジェーン』『リング』『らせん』『フェイス/オフ』『アミスタッド』『グッド・ウィル・ハンティング』『007トゥモロー・ネヴァー・ダイ』『エイリアン4』『スターシップ・トゥルーパーズ』『ガタカ』『L.A.コンフィデンシャル』『リーサルウェポン4』『プライベート・ライアン』『アルマゲドン』...etc.

 

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 The Hauntedはギターのパトリック・ヤンセンという人物が、At the Gatesのメンバーだったギターのアンダース・ビョーラーとベースのヨナス・ビョーラー、ドラムのエイドリアン・アーランドソンを引き入れて結成したバンドですね。

 

 At the Gatesはイエテボリメロディック・デスメタルサウンドの基礎を作り多くのフォロワーを生んだ伝説のバンド。

 1995年に「Slaughter of the Soul」という超名盤を残して活動停止しました。

 At the Gatesのファンは嘆き悲しみましたが、ニューバンドThe Hauntedの登場に狂喜乱舞したんですね。

 

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The Hauntedの2021年現在のラインナップ【トゥルーパー・エンタテインメントより】

 

 The Hauntedのサウンドは結論から言えばAt the Gatesのメロディックデスラッシュ路線ではなく、ストレートなデスラッシュだったんですね。

 しかしそれが実にカッコイイ。

 ギャング・マフィアやクライムムービーの世界観ですね。

 

 At the Gatesの良さはビョーラー兄弟の曲作り、リフ作りとエイドリアンのドラミングだったと思うんですが、このThe Hauntedというバンドのキーマンはパトリック・ヤンセンですね。

 曲作りのセンスが良く、リフのアイデアがあふれ出るように豊富です。

 

 パトリックは同じ1998年にWitchery(ウィッチリー)というバンドもデビューさせており、面白い試みをする男だと思ったものです。

 Witcheryはもう少しオールドスクールテイストなスラッシュメタルをやっていて、こちらもクールなリフメイカーぶりを炸裂させています。

 Witcheryの「Restless&Dead」も必聴です。

 

 さて本作、1曲目「Hate Song」2曲目「Chasm」3曲目「In Vein」とカッコイイスラッシュリフを伴ってスピーディーに疾走します。

 4曲目「Undead」から最後の「Forensick」まで、途中ミドルパートも挟みながら一気に駆け抜けるアルバムとなっています。

 

 本作のハイライトはやはり3曲目の「In Vein」でしょう。

 At the Gatesばりの哀愁を帯びた名曲となっています。

 この曲作りのクレジットはヨナスとパトリックになってますね。

 

 各曲のクレジットを見ると面白いですが、アンダース、ヨナス、パトリックがバランスよく曲のアイデアを提供しています。

 僕はアンダースのリフがカッコイイ2曲目の「Chasm」やピーター・ドルヴィンのヴォーカルが冴える11曲目の「Blood Rust」あたりも大好きですね。

 

 バンドは本作発表後もメンバーチェンジを経ながらコンスタントにアルバム作りを行っており2021年時点で合計9作品をリリースしていますが、僕はこのデビューアルバムが一番好きですね。

 

 メロディック・デスメタルをただのうるさい馬鹿げた音楽だと思ってはいけない。極めて芸術性の高い作品もあるのだ。若い頃ビートルズの先鋭的な音楽を聴いて衝撃を受け、50代、60代になってもマニアで居続ける人がいるが、メロディック・デスメタルも同じだ。おそらく50代、60代になっても愛聴するだろう。そう思っています。

 僕も40代半ばになりましたが、変に老成することなく、このときのThe Hauntedのように粗削りで暗く尖ったオッサンでありたいと思います。 

 

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