こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は過労とパワハラで半年間休職した経験がある人間です。
復職して1年半経ちましたが未だに仕事に行くのが辛いです。
短期間に2度の人事異動を経験したせいもありますが、仕事の知識や人間関係、良好なポジションがリセットされて失われてしまったからなんですね。
休職期間中もブログ書きながらずっと考えてきたことではありますが、今年になっていまの職場にしがみつくのをやめたいと思うようになりました。
仕事以外の生きがいを見つける。仕事以外の趣味・副業を見つける・・。
すでにオッサンの年齢ではありますが、転職という選択は可能なのか?
転職できなくてもそういうオプションを持っておく。「いつでも辞めてやる」というカードを胸にしまっておく。
転職という人生もあるというマインドセットを自分のなかに構築するという意味で何冊か転職関係の本を読むようになりました。
ネットやTwitterでよくオススメされる本がありました。
それが、北野唯我さんという人が書いた『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』という本です。
書店で見つけたのでさっそく購入しました。
もう12万部も売れてるんですね。
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本書では転職エージェントの利用法などテクニックのことは詳しく触れていません。
転職に必要なのは「情報」でも「スキル」でもなく、確かな「判断軸」であると述べています。
「転職の思考法」こそが大切だということですね。
本当に求めているのはそこではないはず。どうやって一生食べていくか?どう自分のキャリアを作っていくか?自分の職業人生をどう設計していくか?その前提に立った、長期的な視点からの「答え」が知りたいのではないでしょうか。
私はこの本を通じて、すべての人が「いつでも転職できる状態」をつくりたいと本気で願っています。なぜなら、すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、あなたの生き方すらも変わる可能性があるからです。そしてそのために、必要なのはたんなるうわべの「転職情報」ではなく、情報を見極める「思考の軸」です。
本書は悩める30代会社員の青野が凄腕コンサルタント黒岩と出会い、転職の思考法について教えを乞うというストーリー仕立てで進んでいきます。
読み進めるうちにストーリーにハマると同時に、著者の北野さんのねらいである「たんなる転職情報ではなく転職の思考法」を身につけられる内容となっています。
後半では青野の勤める会社が窮地に立つのをどうやって乗り越えていくか、そして黒岩の最後の授業でクライマックスを迎える展開で、グイグイ本のなかに引き込まれていきますね。
黒岩が人間の2つのタイプ「todo型とbeing型」や「緊張と緩和のバランス」について語るところなど黒岩の最後のレクチャーは目からうろこで、まさに北野さんの思いである「長期的な視点からのキャリア形成」にあたっての「判断軸」の重要性がひしひしと伝わってきます。
キャリア形成の旬を過ぎた僕みたいなオッサンでも仕事の悩みを解決してくれる本ですね。
多くの人が勧めるベストセラーだけあって、非常に読み応えのある内容となっており年代を問わずオススメです。
本日の記事は以上です。
☟『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』北野唯我 著(ダイヤモンド社)
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