こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
先日から転職について考えているんですが、40代オッサンにとって転職は甘くないというのが分かったところです。まあ当然なんだけども。
なので、「いつでも辞めてやるぞ」と言えるように準備ができるまでは今の職場にしがみつこうと思っているわけです。
1日1日、日雇い労働の心境でしのいでいこうと。
というわけで転職本の2冊目です。
『3年後、転職する人、起業する人、会社に残る人』という本です。
総合商社⇒外資系金融⇒メーカー⇒人材紹介会社⇒起業と、転職を3回経験したあと起業した佐藤文男さんという人が書いた本です。
-PR-
あなたは転職しますか?
起業しますか?
それとも会社にしがみつきますか?
これを問いかけてる本ですね。
この本は転職する場合、起業する場合、会社に残る場合のそれぞれの戦略について書いているんですが、僕は当面会社にしがみつこうと思っているので、そこのところを中心に読むことにしました。
もちろん転職も視野に入れてるんですが。
佐藤さんはこの本のなかで、「会社に残る人に必要なスキル」は何かを挙げている部分があるんですよ。
それは次の9項目です。
1.忍耐・調和
2.実務対応能力
3.愛社意識
4.トップへの目標意識
5.社内での人望
6.周りから認めてもらえる能力
7.周囲とのリレーションを図る能力
8.社内専門性確立能力
9.コンプライアンス適応能力
以上です。
まあもっともらしいことが書いてありますよ。
なんだかなあという感じですね。
まあ会社の中で多少嫌なことも我慢してサラリーマン勤めを続けてこられた人なら、どれもそれなりに身につく能力ではないでしょうか。
「忍耐・調和能力がなければ、どの職場に行ってもうまくいきません」
と、こんな調子で書いてありますね。
1から9までを本から引用して詳しく解説する気はありませんが、よほどのアウトローでない限りどれも身につかないということはありえないでしょう。
最近半年間も休職した人間ではありますが、曲がりなりにも僕は20年以上サラリーマンをやってきました。
全部逆張りでもいけるんじゃないですか?
「嫌なことは我慢しない」「ワード・エクセルができれば十分」「愛社意識なんて時代錯誤」「出世願望無し」「人の評価なんて気にしない」「必要以上に連帯を図る必要はない」「専門性なんて同じ仕事を数年やれば自然に身につく」「法や社内規定に触れない程度にやればよい」
こんな感じでいけるんじゃないですか?
著者は転職のプロという立場で書いているんですね。
「会社に残り続けるプロ」ではないんですよ。
会社に残るからといって、「会社に残るプロ」にならなくてもいいでしょう。
しがみついとけばいいんじゃないですか?
何が言いたいかというと、当然ですがサラリーマンやってる人はしんどいながらもそれなりに努力してやっているんですね。
もちろん色んなバックグラウンドを持つ人が書いたこういう本を参考にしながら自らのキャリアについて戦略的に考える意義はありますよ。
ですが繰り返しになりますがここはあえて「逆張り」でもいいじゃないですか。
しがみついときゃいいんです。
みんな頑張ってるんです。
ハードルが高くなり過ぎて自分を責めるようになるとしんどいですよ。
本日の記事は以上です。
☟『3年後、転職する人、起業する人、会社に残る人』佐藤文男 著(クロスメディアパブリッシング)
-PR-
-PR-
-PR-