こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
GWも最終日になりました。
明日からの仕事がおっくうでたまりませんね。
明日から早起きして子どもを幼稚園と小学校に送り出して出勤準備して職場に向かう。
考えるだけでしんどくてたまらなくなります。
40代のオッサンでも嫌で嫌でたまらないんですよ。
そうでないのは仕事がノリにノッてるごく一部の人でしょうね。
嫌な感情が頭から離れない。
新しい部署で分からないことばかり。教わっても覚えられない。
もう1年以上前になりますがキツイ職場でパワハラ上司に潰されて半年も休職してたんですよ。
その復職のときも辛かったなあ。
そんないま、東大卒のプロゲーマーときどさんの『世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0』を読んでます。
休職を経験し今も仕事のしんどさを抱えて生きている僕にとっては良い本ですよ。
何が良いかって、著者のときどさんは麻布中学から東大の一流エリートコースを難なく通過した経験と、プロゲーマーとして自ら「平凡」と評する能力を好きの一心で努力を重ねてトップまで上り詰めた経験と両方を持っているとこですね。
東大卒のプロゲーマーって異色の経歴ですが、最近は「異色の経歴」というのが珍しくなくなりましたね。異色なのが当たり前の時代になりました。
休職歴は異色でも何でもない。大量休職時代ですから。
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著者のときどさんは1985年沖縄県那覇市生まれで、名門校の麻布中学・高校を卒業後、東京大学教養学部理科一類入学。
東京大学大学院に進み2010年、日本で2人目となる格闘ゲームのプロデビューを果たした人です。
麻布中学から東大への一流エリートコースを難なく通過したときどさんですが、大学院に進学したときは自分に合ってなくて、研究室に居場所が無くて辛い時期が続いたそうです。勉学での初めての挫折ですね。
朝、目が覚めて着替えて食事して研究室に向かう。
そのうちにどうしても大学の門をくぐることができない。
リストラされたサラリーマンが家族にも相談できずスーツを着て出かけていくような気持ちを味わったそうです。
休職していたころは僕も同じような気持ちだったなあ。
ときどさんにとっては、この大学院への進学が初めての失敗経験だったそうです。
プロゲーマーの世界でも結果が出せなくなる時期がある。
努力を継続していると必ず壁にぶつかる。
そして壁を越えようとするとき、「凡人」であることは強力な武器になる。
そのようにときどさんは書いています。
いいタイミングで壁にぶつかることで、限界を乗り越える機会に恵まれる。
できないことは、天才にはない凡人の武器だ。
勝てないことで自分の問題と向き合い、工夫することで壁を越えていく。
そのようにして次の段階へ進むために必要な実力を得ていくのが「凡人」の僕らのやり方。
勝てない、成果が出ない時期は落ち込みます。
しかしそんなときこそ、大切な種を蒔くタイミングなのだ。
逆に力をつける時期として向き合うことができればプラスになる。
明日からの仕事で毎日壁にぶち当たりますが、それを1日1日乗り越えれば実力がついてくるんだと思うことにしましょう。
本日の記事は以上です。
☟『世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0』ときど 著(ダイヤモンド社)