こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
仕事で潰れて半年間休職していましたが、本業のサラリーマンに復職して9か月が経過しました。
2021年、仕事始めを乗り切りました。
とりあえず行くだけ行って最低限の仕事しました。
本当に仕事ができる人は一握りです。
「やる気がある人」と「生産性が高くて成果が出せる人」は、イコールではありません。
やる気がある人の大半はおそらく根性論者です。
ハッキリ言って、ホワイトカラーの大半は仕事ができないから長時間労働しているのではないか。
-PR-
落合陽一さんの『日本進化論』です。
本書の冒頭に小泉進次郎さんとの「ポリテック」についての対談が収録されています。
落合 平成の日本が「失われた20年」と呼ばれる低成長の時代を送ってしまった大きな原因に、最新情報テクノロジーの活用が遅れていた点があります。
たしかに、テクノロジーを導入するためにポリテックのような議論を行うことは、一時的にはコストがかかります。
制度、規制など、議論すべきことは尽きませんからね。
ただ、その一時的なコストを支払わなかったために、生産性向上という大きなリターンを得ることができなかった。
実際、OECD加盟国の中で、日本の1人あたりの生産性は21位です。
(2017年版・日本生産性本部調べ)
すごく優秀なシステムとすごく優秀な人材に仕事を任せて集中投資していれば、こういうことにならなかったのではないか。
-PR-
人口が減り続けているので、生産性が低い日本では生産額も減少しているのです。
それが、世界的な競争力の低下につながっているのでしょう。
時代に合わない働き方が浸透してしまっているのは、日本企業の社内制度に原因があります。
例えば、日本ではいまだに能力による評価があまりなされていません。
「年功序列」という制度が、多くの職場で撤廃されずに残っています。
経営者の立場から考えると、いいものをつくる能力のある人が会社にいることが最も重要で、そういう人を評価するのは当然です。
それなのに、ただ長く勤めているというだけの理由で中高年を管理職にしているのです。
誰しも周りに1人くらい思い浮かぶ人がいるのではないでしょうか。
ひろゆきさんが言うように実力主義・能力給を推し進めたら、生産性と国際競争力が向上するかもしれない。
しかし、僕らのように仕事できないが、ほどほどに仕事してる人を切り捨ててもらっても困る。
年功賃金と能力賃金のほどよい塩梅で、ほどよい世の中にならないものだろうか?
仕事ができなくても生産性はゼロではない。
必要な時だけ働けばよい。
アウトプットがない無駄な労働をダラダラ続けるくらいなら働かないほうがマシ。
そういう人たちはベーシックインカムを受け取って無駄に働かなくてもよい社会システムにしてしまったらどうだろうか?
僕もベーシックインカムで生活したいですが、家族5人養えて、かつ豊かな生活ができる水準はもらいたいんですが無理でしょうか?
本日の記事は以上です。
☟『日本進化論』落合陽一 著(SB新書)
☟『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』ひろゆき 著(三笠書房)