こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
復職して8か月が経ちました。
一般事務系のサラリーマンです。
夏場の天候の荒い時期は仕事が繁忙期で精神的に参りますが、今の時期、10~11月は穏やかな気候で最高です。
ちょっと肌寒いくらいが散歩に最適です。
GoToトラベルもGoToイートも、僕の普段の活動には何の関係もありません。
去年の今ごろ毎日残業、土日出勤、パワハラ上司の3拍子でメンタル不調になり、診断書を書いてもらって休職しました。
詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出していますので、似たような境遇の方は読んでみてください。
僕は40代半ばのオッサンですが、仕事とパワハラ上司に潰されて約半年間休職したという普通のサラリーマンとちょっと違った経験をしました。
すでに復職して半年ですが、社会の中核40代とは何なのか?
仕事のやりがいとは何なのか?
どうやって適正なワークライフバランスを実現するのか?
中年になっても仕事を順調にこなしながら好きなことにも熱中することができるのか?
こういったことを日々考えています。
休職中に仕事への様々なアプローチの仕方を考えるため、ビジネス書をたくさん読みました。復職してからも手当たり次第に読んでいます。
『ラクして速いが一番すごい 1秒でも早く終わらせる』(松本利明著)もそのなかの1冊です。
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人事・戦略コンサルタントの松本利明さんという人の本です。
この本については以前に読んでいたのですが、どうも読み込みが甘かったのでもう一度読んでいます。
以前読んだ時のレビューを次のように書きました。
上司、関係部署、取引先との社交テクニックを重視し過ぎる記述があり、働き手本人のエンゲージメント(やりがいや貢献意識)が無視されている傾向があります。
はっきり言って上司、同僚、取引先などへの根回しに気を使い過ぎ。面倒くさい。
パワハラ休職経験者であるオッサンは、もう人から何と思われようと好きなようにやろうと思っています。
著者の言いたいことは分かりますが、私は本書にあるようなデキるビジネスマンになりたいとは思いません。
元々優秀なビジネスマンとは一握りであって、私や多くのサラリーマンは、自分が満足できる仕事ができればよいと考えるでしょう。
できるだけ好意的に、もう一度読んでみました。
この本を読むときに大事なのは、「はじめに」をしっかり読むことです。
「はじめに」が本書の肝です。
自分の好きなように生きたい。自由時間を確保したい。そのために仕事はポイントをしぼって生産性を上げて、早めに完了させて定時に帰りたいものです。
「はじめに」で著者の松本さんは「ムダな努力を排除しよう」と言います。
ムダな努力とは何か?
ムダな努力は次の5パターンに分類できると言います。
① 一生懸命がんばるけれども、やり直しが多い
② すべてに全力投球で、疲れ果てる
③ 責任感を持ちすぎて、仕事を抱えすぎる
④ 根回しに労力と時間をかけすぎ、疲弊する
⑤ 上司の指示通りにやるが、結果が伴わない
丸1日仕事に費やして、疲れて家に帰る。
家と職場の往復の毎日が何となく過ぎていく・・・。
そんな人は上の5つが結構当てはまりませんか?僕もそうです。
ここをじっくり考えないといけません。
著者はこの5つのムダな努力のパターンに対して、「はじめに」のなかで解決策をすでに書いているんです。
① 一生懸命がんばるけれども、やり直しが多い ⇒ 一発で決める
② すべてに全力投球で、疲れ果てる ⇒ スパッと割り切る
③ 責任感を持ちすぎて、仕事を抱えすぎる ⇒ 抱え込まない
④ 根回しに労力と時間をかけすぎ、疲弊する ⇒ 組織の「壁」を利用する
⑤ 上司の指示通りにやるが、結果が伴わない ⇒ 自分で「できる」ようになる
繰り返しますが、自分の好きなように生きたい。
自由時間を確保したい。
そのために仕事はポイントをしぼって生産性を上げて、早めに完了させて定時に帰りたい。
だから、この5つの解決法をじっくり血肉にしたいものです。
松本さんは本書で5つの章に分けて具体的なテクニックを解説してくれているんですね。
本日の記事は以上です。
☟『ラクして速いが一番すごい 1秒でも早く終わらせる』松本利明 著(ダイヤモンド社)