仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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未来から逆算して現在の行動を決める。『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』本田健 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して5か月が経ちました。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しましたが、今も棚卸しを継続しています。  

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になったのです。 

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出版しています。似たような境遇の方はお読みください。

 

さて今回は、作家の本田健さんの『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』を読みました。

代表作は『ユダヤ人大富豪の教え』です。書店に行くと多数の著書が並んでいる方ですね。

 

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僕は仕事で潰れて休職生活に入って以降、サラリーマン以外の活動に活路を見出し臥薪嘗胆・捲土重来を志していますが、その活動の一つが読書です。

年間100冊本を読もうと思っています。

 

休職生活とは、自分を見つめ直す内省生活です。

まず日記を書く、ブログを書いてみるということをやってみてもいいかもしれません。

 

休職生活に入ってもう一つ考えたことは、オッサンになって改めて「自分の夢とは何だろう?」「どんな人生を送りたいのか?」「何を目指しているのか?」ということです。これらを考えることは無駄ではないと思います。

 

しかし、これがさっぱりイメージ出来ない。

 

休職ののち、現在サラリーマンに復職して何とか週5勤務をこなしています。

当面の目標は仕事に復帰して、多少嫌なことも我慢して、以前のように仕事に打ち込むしか道は無い。

まず仕事を安定させて、次は台所が厳しくなっている経済状況を改善する。

本業、副業を回転させて「経済的自由」を確保する。こういう考えに落ち着いていました。

果たしてそれでいいのか?

 

『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』からいくつかの気付きを得ました。

 

もし、「時間は未来から流れてくる」としたらどうでしょう?過去が現在をつくっているのではなく、たくさんの未来の可能性から、自分が好きな未来をどんなものでも選べるとしたら?

意識的にはなかなかアクセスできない自分の「無意識」にアクセスすることで、自分の中に眠っているさまざまな可能性に気づくことができます。

自分の中の可能性とは、まさに、ありえない理想の未来という可能性であり、紙に書くことで、その領域に自然につながれるようになるのです。

シンクロニシティとは、人生の中で起きる「偶然に見える出来事」です。

シンクロニシティには、心がワクワクして毎日を楽しんでいるときに起きやすい、気づきやすいという法則があります。

今、シンクロニシティが起きていない人は、何も(夢を)設定していない可能性があります。

自分でありえない最高の未来を想像し、本気で決めて、紙に書くこと」の大切さと、未来は自分で決めるものだということを強く信じています。

人は、すでにいろいろなシナリオを持って生まれてくると思っています。

そうしたシナリオがすでに自分の中にあり、「日々の選択によって、どのシナリオを演じることになるかが決まる」のだと思います。

 

過去の記事で書きましたが、僕は「やることリスト」を書くことを習慣にして、このタスクを日々こなしていくことで達成感を得ていました。

それはそれで良いと思いますが、いわば過去からの延長で未来をつくっていくことでした。

 

本田さんの提案は逆です。

未来から逆算して現在の行動を決めよう」と指摘します。

やることリストを書くなら、もう一歩踏み込んで深いレベルの自分の思考や感情にアクセスしてみよう。

 

そして「ありえないほど最高の未来を想像する」というのが肝であり、常に手帳にその未来を実現するためのスケジュールを書いて考える。

書くことで未来を引き寄せる具体的な行動に導いていく。

最高の未来を正確にイメージすることで、電波のようなシンクロニシティをキャッチできる可能性が高まる。

 

このような考え方によって、本田さんはベストセラー作家になり講演会やセミナーを開催するという夢を実現していったそうです。

 

繰り返します。

「ありえないほど最高の未来を想像し、そこまでの道筋を何回もイメージして詳細に書き続けることで、未来から逆算して行動を決めることができる」。

過去の延長で未来が決まるわけではない。

 

自分の人生、転んでもただで起きるな、必ず反撃に転じましょう。

不本意ながら失業や休職した人、転職した人、就職氷河期で苦汁をなめた同世代の中年オッサンの皆さんも、逆境をチャンスに変えていきましょう。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』本田健 著(永岡書店)