仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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物書きを志す人のための教科書『思考の整理学』外山滋比古 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して5か月が経ちました。

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しましたが、今も棚卸しを継続しています。  

 

休職してからいくつかの取組みを始めました。

次のようなものです。

 

【本業のサラリーマン職×○○職(実家の家業のこと)×3児の父(ほとんど嫁さん任せ)×休職経験者×個人投資家(収益はごく少ない)×ブログ著述家(成果は出ていません)×写真家(写真AC(Photo AC)に投稿しているだけ)×作家(Kindle本を1冊出しただけ)×書評家(読書量は少ない)×映画評論家(ブログでレビューを2本書いただけ)×戦史研究家(読んだ本の内容ほとんど忘れた)×YouTuber(コピー動画を投稿しているだけ)×ラーメンライター(近所のラーメン屋さんに行って食べログに書くだけ)】

 

ライフワークとして娯楽とアウトプットを兼ねた知的生産活動に取り組むことが、中年オッサンとしての使命である

 

20代、30代のころは娯楽としてのインプットで良いと思います。

しかし40代になってからは、稚拙でもいい、アウトプットを行うことが中年オッサンの使命ではないか。

 

ですから、本を読む、映画を見る、戦史研究する、それがそのまま人生を豊かにする娯楽であると同時に、これらをブログに書き記す、書くことが新たな価値を生み出す、アウトプットを蓄積したり組み合わせたりして「Kindle出版」に繋げる。

 

自分の仕事場を自宅に確保し、若いころから漠然とやりたかった知的生産活動に取り組む。

短期、中期的にはブログやKindle出版での収益は見込まない。

書いて書きまくる文筆業に徹してシナジーを期待する。

 

副業活動では、読んだり観たり食べたり外出したり作業したりしますが、ほとんどが「書くこと」に収斂していきます。

書く技術の向上を通じて、読む技術、観る技術、食べる技術を向上させる好循環を生み出します。

投資も「投資先を読む技術」が必要です。

 

PDCAを回していくことで、ブログにアウトプットする時間の短縮と情報の質の向上の両方を目指します。

 

半年前からこのような基本コンセプトを持って文章を書くことを行っています。

そこで、文章を書く人にとって教科書として最適な本があります。

外山滋比古さんの著書『思考の整理学』です。 

 

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外山さんは1923年生まれ。

2020年7月30日に96歳で亡くなりました。

東京文理科大学英文学科を卒業し、『英語青年』編集長を経て、東京教育大学お茶の水女子大学で教鞭をとっている。お茶の水女子大学名誉教授。多数の著書があります。

 

本書『思考の整理学』は東大生協や京大生協で、刊行から34年たった今でも1番売れている本だそうです。

 

能動的に考えて行動すること。

頭の中で思考がどう変化するのか。

さまざまなメディアからどう知識を収集するのか。

収集した知識をどう整理してアウトプットするのか。

机上だけではない知的生産活動とは何か。

サラリーマンとして働くことと知的生産の関係とは?

 

こういうことをテーマに、単なるハウツーではない著者の思考遍歴が披露されています。

 

最初から最後まで読み応え抜群ですが、文章を書く活動をする人にとって「とにかく書いてみる」「テーマと題名」などの章はとても参考になります。

 

学生が論文を書くための心構えのようなものが書いてあるのですが、現代でも、ブログを書く人やKindle出版する人にとって参考になるのではないでしょうか。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『思考の整理学』外山滋比古 著(ちくま文庫