仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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レア人材になるために、自分にあった戦略を選択しよう『必ず食える1%の人になる方法』藤原和博 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 

 

復職して4か月が経ちました。

 

僕は新型コロナウイルスが流行する半年前から仕事で挫折して休職生活に移行、つまりステイホーム生活に入っていました。

身の回りの棚卸し作業をしています。

3月中旬から復職しましたが、今も棚卸しを継続しています。

 

休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容。

気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤。

自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。

 

最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくないという状態になったのです。 

詳しくは辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」というタイトルでKindle本を出版しています。似たような境遇の方はお読みください。

 

さて、休職して本業はもうダメだ、職場に対する忠誠心を失った、糞上司のいる職場には復帰できないというところまで追い込まれました。

 

勤め先を当てにせず、自分で稼ぐことは果たして可能なのか?

療養生活で趣味・副業に熱中することを選択しました。

 

以前から読んでいたホリエモンの『多動力』に書いてあった藤原和博さんの「レアカードになる方法」を見て、次のようなマルチ活動に取り組み、臥薪嘗胆、捲土重来を図り、時期を見て本業に復帰することとしました。

YouTube投稿はアカウントを停止されたので、以下の活動リストから消しました・・・)

 

【本業のサラリーマン職×○○職(実家の家業のこと)×3児の父(ほとんど嫁さん任せ)×休職経験者×個人投資家(収益はごく少ない)×ブロガー(成果は出ていません)×写真家(写真AC(Photo AC)に投稿しているだけ)×作家(Kindle本を1冊出しただけ)×書評家(読書量は少ない)×映画評論家(ブログでレビューを2本書いただけ)×戦史研究家(読んだ本の内容ほとんど忘れた)×ラーメンライター(近所のラーメン屋さんに行って食べログに書くだけ)】 

 

お笑い芸人でマルチクリエイターの西野亮廣さんの著書『新・魔法のコンパス』でも藤原和博さんの理論が紹介されていました。

そして先日、やっと藤原和博さん本人の著書『必ず食える1%の人になる方法』を入手しました。

 

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藤原和博さんは1955年生まれで東京大学卒業後、株式会社リクルートに入社。

「営業」「プレゼン」を徹底的に学ぶ。

2003年から杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。

その後、橋下大阪府知事の特別顧問、佐賀県武雄市特別顧問、奈良市立一条高等学校校長を務める。著書多数。

 

本書で藤原さんは次のように予言しています。

 

従来の中間層である年収400~800万の層が、ITやロボット、インドや中国などの新興国に仕事を奪われ、今後の日本の中間層は年収200万~400万の層と、年収800万以上の層に二極化していき、収入格差はどんどん広がっていく。

 

グローバル・スーパーエリートになれるのはわずかしかいない。

そのときに、みんなが安定して食っていくためには、各々が「100人に1人」「1万人に1人」「100万人に1人」というふうに、レアな人材になれば良いのだ。

 

自分が会社組織から離脱してどうやって食っていけるのか?

藤原さんは一人ひとりの適性に応じて、どうやって食っていくのか、どういう道を歩めばよいのかという問題に対して、4つの類型を使って詳細に解説しています。

 

▶「経済的価値を重視するサラリーマン志向の社長タイプ」

▶「経済的価値を重視する独立志向の自営業タイプ」

▶「経済以外の価値を重視するサラリーマン志向の公務員タイプ」

▶「経済以外の価値を重視する独立志向の研究者タイプ」

 

4つの類型のうち自分に合ったものを選択すれば、それぞれの道をどのように進むべきか具体的な方針、戦略を示してくれます。

本書を読んで、自分にあった戦略を選択しましょう。

 

僕は自営業タイプの考え方のなかで、会社に属しながら「社内自営業者」の道を歩むというのがいいなと思いました。

マイクロソフト成毛眞さんが言っていた「個人商店の経営者」の考え方に通じるものがあります。

 

冒頭に書いたように一度仕事で挫折した以上、もうここには奉公しない。

勤め先を当てにしない。

マルチ活動に取り組み、臥薪嘗胆、捲土重来を図る。

今はサラリーマン生活に耐えながら人生反撃の仕込みの時期。

必ず精神的・経済的自由を勝ち取る。

 

社会が急速に変化しています。先が見えない時代です。

自分の人生、転んでもただで起きるな、必ず反撃に転じましょう。

 

不本意ながら失業や休職した人、転職した人、就職氷河期で苦汁をなめた同世代の中年オッサンの皆さんも、逆境をチャンスに変えていきましょう。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『必ず食える1%の人になる方法』藤原和博 著(ちくま文庫)