こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
いま多読チャレンジをやっています。
読書は成長に必要な自己投資。仕事に疲れないためにはどうしたらよいか、仕事も遊びも元気にこなしたい、というときに読んでもらいたいオススメの1冊を紹介します。
『疲れない大百科』(工藤孝文 著)です。
-PR-
僕は丸5か月休職しています。
まもなく復職しないといけない、復職が辛い。
復職しても自分の趣味や副業などを継続して、要領よく生きがいを持って生きていきたいと思っています。
これまでの記事でメンタル問題を多数取り上げてきました。
しかし、「メンタル問題を精神論で制する」という論調に偏っていたのではないかと最近気づきました。
嫁さんが買ってきたこの本を読んでからです。
▶疲れるとナチュラルキラー細胞などの免疫力が低下し、ウイルスに対する抵抗力が弱まる。
▶体が防御体制を発令して、免疫物質を作り出す。
▶免疫物質はウイルスを抑えるのには有効だが、脳に悪影響を与え、なかなか取れない疲れ、不安、抑うつなどの症状を引き起こす。
▶免疫物質が脳内で作られると、抗ストレス作用を持つセロトニンなどの神経伝達物質を介して行われる情報交換がエラーを起こし、さまざまな慢性疲労の症状が現れる。
▶セロトニンとは、精神の安定や睡眠に深くかかわっている神経伝達物質。セロトニンが充足すれば、活性酸素を除去するメラトニンという物質が分泌される。
このように見てくると人体は、免疫機構、内分泌系、神経系、循環器系などが複雑かつ繊細なバランスの上に成り立っている。
うつ病などを発症してしまってから、その複雑かつ繊細な機能を正常なレベルまで回復させるには、十分な治療・休養期間が必要だ、ということが何となく理解できます。
メンタル不調を予防するには、まず「疲れない」ということが大前提です。
本書では、疲れにくいちょっとしたテクニックがたくさん掲載されているため、興味があるところから実行してみればいいのではないかと思います。
僕が気になった、やってみようと思ったのは以下の通りです。
▶ビールはオススメ。ホップには疲労回復や食欲増進、鎮静作用のほか、ホルモンバランスを整えるエストロゲン作用があります。
▶そわかの法則とは、「そうじ」「笑い」「感謝」の頭文字を集めた呼び名。この3つをすすんで行っている人に幸運がやってくるという考え方です。
▶「比べる病」が一番心を病む。人間関係は上も下も無し。物事に○も✕も無し。萎縮せず堂々とふるまったほうが、相手からの印象も良くなります。
▶考え込むのは負のループ。悩んだら即行動。朝なら歯を磨く、顔を洗う、たまっている家事に手をつける、体を動かす。体を動かすことで新しい思考がネガティブ思考をはじき出す。仕事や家事のToDoリストを書き出して、上から順に淡々とこなしていく。
▶「好きなことリスト」を作って順番に実行していく。好きなことに没頭すると、脳内でやる気ホルモンのドーパミンが分泌され、高揚感や活力を得ることができる。
▶30分のちょいキツ運動をすると脳内で精神の安定に深くかかわっている神経伝達物質、セロトニンが分泌される。一錠の抗うつ薬に匹敵する効果がある。
▶ガムをかむことで、恐怖や不安などを司る偏桃体の活動が抑えられ、副交感神経も活発になってストレスを感じにくくなる。
これはと思った健康本を見つけて、できそうな取り組みを実行していきましょう。
本日の記事は以上です。
☟『疲れない大百科 』工藤孝文(ワニブックス)