こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
読書は成長に必要な自己投資です。
仕事で疲れた、何でこんな仕事してるんだろう、というときに読んでもらいたいオススメの1冊を紹介します。
前回、前々回に引き続き、林修著『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』です。
僕は昨年から仕事が辛くなり休職しています。
初めてキツい上司と組み適応困難となり休職に至りました。休職者が遊んで回るわけにはいかず、逆に遊ぶ柔軟性がないからメンタル不全になったわけで、休職中に何か生産的なことを行うとすれば読書しかないでしょ。
というわけで、いま多読チャレンジをやっています。
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このブログに何回も書いてますが、僕が休職に至る前の半年間は、異動先での慣れない仕事、プレッシャーをかける上司、シビアな仕事内容などで、気が休まる暇がなく、平日は残業、土日もイベントか残務処理でほとんど出勤、自宅にいても仕事のことが頭を離れない毎日が続きました。
最終的には上司との関係でひどく疲れた、仕事のやる気が起きない、出勤したくない、という状態になりました。
この上司、僕の大学の先輩にあたります。
江戸時代のような過剰な滅私奉公主義、精神まで侵食してくるような束縛感、しかも感情不安定です。
そこそこ学力はあっても教養がない、糞みたいな上司です。
この考えは休職から数か月経過した現在も不変です。
部下を潰すような上司こそ身内に甘える典型的な未熟型うつですね。
さて、林先生の本です。本の末尾に以下の記載があります。
さまざまな資質の人がいて、自分と向き合うなかで己の「仕事観」を築き、さらには己の「方法論」を確立してようやくうまくいく、それが仕事です。
安易なマニュアルを読んでどうにかなるようなものではないのです。世に仕事のハウツー本があふれているのは、一冊や二冊の本では仕事はうまくいかないことを証明していると言えるでしょう
とても常識的な指摘で、僕も全く同感です。
上司の指示通りに仕事をこなすのが苦痛でない方は問題ないです。
しかし僕は細かく指示されるのが嫌いです。
僕の上司だった人物は非常にマニュアルが細かく、その通りにやらないと気に入らない、いつも監視している。
部下の電話応対にいつも口出ししてくる。
こんな上司と組んで適応障害になりましたが、僕は本業歴20年で、仕事を自分のコントロール下に置き、「フロー状態に持っていく」「ゾーンに入る」経験をしています。そのスタイルを確立するのにそのくらい年数がかかったのです。
ですから、林先生が指摘する「仕事観」は今も昔も変わらない。
若手もベテランも同じ。
この「仕事観」を分かってない上司に教養がないのであって、折れる部下に非はないんです。
林先生は、上司との関係性について次のように書いています。
基本的には上司に指示されたことは一度やってみるべきです。なぜなら、あなたにはその仕事をやる能力があると上司に見られているわけですから。
もちろん、明らかにおかしい、これはいじめだ、パワハラだと判断される場合は、適切な対応をとるべきです。しかし、そういうケースは実はそれほど多くはなく、仮に未経験であっても、自分では苦手だと認識していても、とりあえずチャレンジする価値がある場合が多いのです。
それに、こんな場合は失敗を恐れる必要はないんです。極端な話、「やれと命じたほうが責任をとるべきだ」と開き直ってもいいのですから。
確かに林先生のおっしゃる通りです。
しかし、やれと命じておいて責任を取らない糞上司がいるのも事実です。
現実には林先生のように開き直って考えるのは、なかなか難しいですね。
本日の記事は以上です。
☟『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』林修(青春新書/青春出版社)