仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

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他人の客観的な評価こそ正しい 『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』林修 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

読書は成長に必要な自己投資です。

仕事で疲れた、何でこんな仕事してるんだろう、というときに読んでもらいたいオススメの1冊を紹介します。

前回に引き続き、林修著『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』です。

 

僕は昨年から仕事が辛くなり休職しています。

初めてキツい上司と組み適応困難となり休職に至りました。休職者が遊んで回るわけにはいかず、逆に遊ぶ柔軟性がないからメンタル不全になったわけで、休職中に何か生産的なことを行うとすれば読書しかないでしょ。 

というわけで、いま多読チャレンジをやっています。

 

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さて前回、本書から次のように引用しました。

 

正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は報われる

「まず場所と方向に間違いがないかどうかの検証を慎重に。そのうえで問題ないと判断したら、あとはガムシャラにやってみる。そうやって量を積み重ねていくことが大切だ」

「社会で生き残るには、以前にも増して自分が勝てる場所を真剣に探す必要がある」

 

「正しい場所」というのを探すのが大変なんですが、本書の前半に書いてあるこれらのことは、僕が本業から数か月離脱し仕事に対する自信や向き合い方を見失った今、もう一度じっくり考えてみる必要があると思っています。

 

林先生は本書で仕事に向き合う際「好きなこと」「嫌いなこと」という軸とともに、「できること」「できないこと」の軸を重要視します。

いや、むしろ好き嫌いよりも、できるかできないかの方こそ重要だといいます。

 

林先生は「嫌いだけど出来る」⇒「仕事の依頼を受ける」⇒「プロとして全力で仕事をこなす」⇒「人から評価されて報酬を得る」⇒「自信がつき好きになる」というプロセスを大切にするといいます。

このことは本書全体を貫いた考え方ですね。

 

ところで、藤原和博さんの「レアカードになる方法」を参考にして自分がいくつ肩書きを持っているか列挙してみました。

僕の肩書は以下の通りとなりました。

 

【本業サラリーマン×○○職(実家の家業のこと)×3児の父(ほとんど嫁さん任せ)×休職経験者×個人投資家(収益はごく少ない)×ブロガー(成果は出ていません)×写真家(写真AC(Photo AC)に投稿しているだけ)×作家(Kindle本を1冊出しただけ)×書評家(読書量は少ない)×映画評論家(ブログでレビューを1本書いただけ)×戦史研究家(読んだ本の内容ほとんど忘れた)×YouTuber(コピー動画を投稿しているだけ)×ラーメンライター(近所のラーメン屋さんに行って食べログに書くだけ)】

 

本業・家業・父親という核の部分も含めて、僕が趣味と実益を兼ねて着手している色々なことについて、上記の林先生の仕事論を踏まえ「正しい場所で、正しい方向で、十分な量の努力を重ねているか」を一つ一つ検証すること、「出来ること出来ないこと」の軸で一つ一つ検証すること、これをやってみようと思います。

 

例えばYouTube投稿ですが、僕のチャンネルは収益化が困難なだけでなく、今現在既に警告を2回食らっており、いつチャンネルを削除されるかと怯えていますね。

投稿自体は楽しかったんですが、この方向で続けるべきか保留しています。

 

このように、自分の取組みを「正しい場所で、正しい方向で、十分な量の努力を重ねているか」という軸で評価してみると良いですね。

 

林先生は本書で「他人の客観的な評価こそ正しい。結果が出なければ努力したとは言えない。努力を主観的に判断してはいけない」とも述べています。

 

緩いオッサンにとっては厳しい指摘ではありますが、そういう「勝負感」を意識して仕事するというのも必要なことでしょうね。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』林修(青春新書/青春出版社)