こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
読書は成長に必要な自己投資です。仕事で疲れた、何でこんな仕事してるんだろう、というときに読んでもらいたいオススメの1冊を紹介します。
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僕は昨年から仕事が辛くなり休職しています。
初めてキツい上司と組み適応困難となり休職に至りました。詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出版しています。似たような境遇の方の参考になるか分かりませんが、ご参照ください。
休職者が遊んで回るわけにはいかず、逆に遊ぶ柔軟性がないからメンタル不全になったわけで、休職中に何か生産的なことを行うとすれば読書ですね。
というわけで、いま多読チャレンジをやっています。
さて、「林修の初耳学」の林先生です。
林修さんはテレビで見ると若々しいですが、1965年生まれの50代、僕より10近く年長になります。
しかし、氏が「いつやるか? 今でしょ!」のCMに登場したのは2009年、すでに一流予備校講師の地位は確立しており、CMからまもなくタレントとしての地位も確立、つまり40代にはあのスタイルを築いていたということで、同じ40代としてやっぱこの人凄いなあと感服します。
この本は以下のパートから構成されています。
1.仕事といかに向き合うか
2.必ず結果を出す人の「対人力」
3.すべてを勝ち負けで考える
4.自己演出と自己管理の方法、の4つです。
結論から言うと僕がじっくり読んだのはパート1で、最も印象に残るのは以下のような部分です。
「努力は必ず報われる」というのは少し不正確で、より正確に表現するなら「正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は報われる」ということだ
ビジネスにおいては先の二つの要素の問題である場合も多いので、まず場所と方向に間違いがないかどうかの検証を慎重に。そのうえで問題ないと判断したら、あとはガムシャラにやってみる。そうやって量を積み重ねていくことが大切だ
社会で必要とされる仕事は必ずある。しかし、それは刻々と変化し、その変化のスピードは恐ろしいほど速い。こうした社会で生き残るには、以前にも増して「自分が勝てる場所」を真剣に探す必要がある
僕のように一度仕事から離脱した、仕事への自信や向き合い方を見失ったという人は、もう一度じっくり考えたい内容です。
一方、真ん中のパート2と3は、林流処世術ですね。
本書全体を通してみれば、新社会人や受験生は読んだ方が良いと思える内容でした。一度読んでみてください。
本日の記事は以上です。
☟『林修の仕事原論~壁を破る37の方法』林修(青春新書/青春出版社)