仕事したくない事務職のオッサンのビジネスブログ

40代中年の危機 休職と復職 働き方改革 ワークライフバランス 副業・複業 メンタルセット

最初にあったのは夢と根拠のない自信だけ『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる』竹中平蔵 著

こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

読書は成長に必要な自己投資です。

将来が不安だ、この得体の知れない不安を払拭したい、というときに読んでもらいたいオススメの1冊を紹介します。

竹中平蔵著『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる』です。

 

僕は昨年から仕事が辛くなり休職しています。

初めてキツい上司と組み適応困難となり休職に至りました。詳しくは『辛くなったら逃げよう!「休職」「病気休暇」』というタイトルでKindle本を出版しています。似たような境遇の方はぜひお読みください。

 

休職期間が長くなりしんどくなってきました。

 

しんどさの正体は何か?

組織に所属していない不安、元の通り復職して仕事ができるのか、8時間以上も職場に居て耐えられるのか、復職して朝起きて出勤できるのか、上司と顔を合わせられるのか、同僚からどう思われるのか、仕事でまた失敗しないか、今まで通り子どもの世話が出来るのか・・・考え出すときりがありません。

 

さて、休職者が遊んで回るわけにはいかず、逆に遊ぶ柔軟性がないからメンタル不全になったわけで、休職中に何か生産的なことを行うとすれば読書ですね。

 

というわけで、いま多読チャレンジをやっています。

 

-PR-

上記の通り僕は休職が長くなってきて不安に苛まれていたので、この本のタイトルが僕の心理状況にマッチしました。

この本の副題は「明日を変える力を磨く55の言葉」であり、55の名言が紹介されています。

ざっと付箋を貼りながら30分くらいで斜め読みしたのですが、結論から言うと僕の心に響いた名言は4つでした。

 

1.悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きに任せる人間は、気分が滅入りがちなものだ(アラン:フランスの哲学者)

2.最初にあったのは、夢と根拠のない自信だけ。そこからすべてが始まった孫正義

3.仕事が楽しければ人生は極楽だ。仕事が義務ならば人生は地獄だマクシム・ゴーリキー:ロシアの作家)

4.外患なくば、国は滅ぶ孟子:中国の儒学者

 

竹中さんは現在人材派遣会社のパソナ会長、経済学者で、小泉純一郎内閣のとき経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、経済財政政策・郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任し、小泉内閣のブレーンとして国政の重責を担ってきました。

 

毀誉褒貶の激しい人ですが。

 

55の名言は、そういう竹中さんが置かれた国政を担うという特殊な状況のなかで抽出されたもの。

当然と言えば当然ですが、僕が現在置かれている心理状況に合致する名言はほとんどありませんでした。

 

この手の名言・格言集は、何か一つ心に響くものがあれば良しとしましょう。

最初から最後まで読む必要はないですよ。

 

僕の置かれた状況が、先人に知恵を借りる必要がない、危機からほど遠い、お気楽なぬるま湯なのかもしれませんね。

もしかしたらあなたの琴線に触れる言葉があるかもしれませんので、一度読んでみてください。

 

本日の記事は以上です。

 

☟『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる』竹中平蔵(SB新書)