40代オッサンtrrymtorrsonの雑記

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「国内亡命者」外務省から作家へ40代の転機『40代でシフトする働き方の極意』佐藤優 著

 こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。

 

 読書は成長に必要な自己投資です。人生走ってきて疲れた、踊り場に来た、というときに読んでもらいたいオススメの1冊を紹介します。

 『40代でシフトする働き方の極意』(佐藤優著)です。

 

 僕は20年以上サラリーマン勤めですが、昨年から仕事が辛くなって初めて休職しています。

 オッサンになって一つの情けない挫折を経験しているわけですが、休職者が遊んで回るわけにはいかず、逆に遊ぶ柔軟性がないからメンタル不全になったわけで、休職中に何か生産的なことを行うとすれば読書ですね。

 というわけで、いま多読チャレンジをやっています。

      

 

 休職する前からよく読んでいる作家は堀江貴文さんと佐藤優さんですね。

 佐藤さんは週刊誌の連載などで読んで、鋭い分析が印象に残っていました。

 その佐藤さんが40代向けに書いた『40代でシフトする働き方の極意』の前書きから引用します。

 本書でタイトルにあえて「40代」を打ち出したのには理由がある。個人に運、不運があるように、世代にも運、不運があるからだ。その意味では、バブル崩壊後に成人となり、就職氷河期を経験した40代は、運が悪い世代なのである。このいちばん苦しい状況におかれている40代の人に焦点を当て、生き残りのために実践的な指針を示すことで、他の世代の人にも役立つ内容の作品になったと自負している。

 そのためにこの本を書いたということです。

 氷河期世代の苦難については、各所で言われているのでここでは書きませんが。

 佐藤さんは1960年生まれで僕よりだいぶ年長ですが、外務官僚であった40代前半の現役バリバリのときに、鈴木宗男事件に関連して背任・偽計業務妨害容疑で逮捕、有罪判決を受けています。

 同じくホリエモンももっと若い30代前半の現役バリバリの時に逮捕、有罪判決を受けて服役。耐え難い独房生活のことを著書に書いています。

 そのホリエモンが自分の著書のなかで佐藤さんのことを取り上げているのですが、ホリエモンによれば佐藤さんは1年以上独房に入っていたそうです。

 

 佐藤さんは著書国家の罠のなかで、服役したことについて次のように書いています。

 現役時代には、仕事の関係で付き合いたくない人々とも付き合わなくてはならなかったが、これで人間関係を1回リセットできるので、実に爽快な気分だった。公判闘争にエネルギーの4分の1、残りは読書、思索、著述と気の合う人々と話をすることに使うようになった。ようやく自分の好きなことを中心に生活を組み立てることができそうだ。これからは人間関係を広げずに、静かに国内亡命者として生きていこうと思った。もはや時代に積極的に関与していくことはないが、時代を見る眼だけは持ち続けたいというのが私の考えだった

 

 「国内亡命者」。これいいですね。

 その後、膨大な著書の中で政策提言にかかわる論考を発表したので、「結果的にはこの考え方を貫き通すことはできなかった」ということですが、ともかく佐藤さんにしろホリエモンにしろアラフォーで最高潮の時にとんでもない苦難を経験しても、転んでもただでは起きない爆発的なアウトプットを続けています。

 

 佐藤さんが『40代でシフトする働き方の極意』のなかで、

 40代というのはさまざまな転機が訪れる時期。人生80年と考えると、40歳というのはちょうど折り返し地点。これまでの人生を振り返りながら第2の人生について考える時期でもある

 むしろ40代でキャリア上のつまずきがあった方がいいこともある

 

 とサラリと書いていますが、その‟転機”の重みはハンパではありません。

 僕はただ休職しただけで会社組織には属しており、失業や転職する人の苦労と比べられるものではありません。

 しかし40代に休職という転機を迎えたのは、僕にとっては色んな意味で必要なことだったと思っていて、佐藤さんやホリエモンから多くを学びましたね。

 

 【「40代」を考えるオススメの本】

☟『40代でシフトする働き方の極意』佐藤優(青春新書/青春出版社)