こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。
僕は糞みたいなサイコパス上司と組んで適応障害のような状態となり半年間の休職を経験した人間です。
働くことの難しさ、仕事と家庭の両立、いわゆるワークライフバランスについてずっと考えてきました。
雇用問題や労働時間や最低賃金やベーシックインカムなどについて書いてきました。
落合陽一さんが「ワークアズライフ」ということを言っています。
「ワークアズライフ」というのを僕的には、「生活の一部としての労働」「生活のなかで自然に働く」というふうに解釈しています。
英国の銀行が全従業員を対象に週休3日制(週4日勤務制)を導入したことがニュースになりました。
日本の企業はこれに見習うべきです。
賃金カット無しで勤務時間を現在の週37.5時間から34時間に削減するのがポイントですね。
マーク・マレン最高経営責任者(CEO)は次のように制度の趣旨を述べています。
▶従業員の「心と体の健康」を支え、生産性を向上させる目的
▶週4日制によって、従業員が自分の情熱を追求し、家族と共に過ごし、より健康的なワークライフバランスを築く機会が増える
▶週5日勤務制は20世紀の遺物であり、「もはや目的に合わなくなった」
まったくもって正しい認識です。
従業員の心と体の健康を大事にしワークライフバランスを築くことを優先させています。
労働者本位の働き方改革なんですよ。
これに対して日本の企業が導入する週休3日制は、人件費の削減であったり経営の合理化が目的になっていてまったく視点が違うんですね。
塩野義製薬やみずほ銀行は週休3日制と引き替えに給与を削減する制度ですし、ファーストリテイリングや佐川急便は変形労働時間制で週40時間労働は維持しているんですね。
それじゃダメなんですよ。
日本マイクロソフトの事例では労働者本位の意図が見られますが。
上の記事で書きましたが、労働基準法第32条は法定労働時間を定めています。
労働基準法では「1週間40時間、1日8時間」が上限ですよ。
「最低労働時間」ではないですからね。「上限」ですよ!
僕は「1週間40時間、1日8時間」が既に働き過ぎだと思っていてこれまで何回も書いてきたんですが、これは上限なんですよ。
ファーストリテイリングや佐川急便は週40時間を維持しようという制度ですが、週40時間を守る必要は全くない。
何も考えていない証拠ですよ。
英アトム銀行のように週40時間労働を削減することこそが本物の働き方改革です。
日本の企業は先進的なところでさえ経営者の意識が欧米の30年は遅れているんじゃないですか?
英アトム銀行のマーク・マレンCEO
【Photo:CNN.co.jp】
繰り返しますが英銀行のCEOの言ってることが正しい認識です。
▶従業員の「心と体の健康」を支え、生産性を向上させる目的
▶週4日制によって、従業員が自分の情熱を追求し、家族と共に過ごし、より健康的なワークライフバランスを築く機会が増える
▶週5日勤務制は20世紀の遺物であり、「もはや目的に合わなくなった」
これは40代半ばになって働くのがしんどくなってきたオッサンの意見です。
仕事がしたい若い人や、ノリにノッてる人は時間外勤務でやっててください。
本日の記事は以上です。